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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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神戸市 |
2005年1月17日、阪神淡路大震災からちょうど10年を迎えた。被災地は表面的には復興したかに見えるが、まだあちこちに震災の傷痕が残っている。心の傷痕がまだ癒されない人も多く、すべてが元通りになることはないのではないだろう。そんな折、中越地震やスマトラ沖大地震・津波が発生し、甚大な被害をもたらし、阪神淡路大震災の被災者たちは、10年前の悪夢を思い起こしたのではなかろうか。今週は被災10年を迎えた神戸の街を歩いた。 |
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2階、3階には震災にかかわった人たちのビデオや体験を伝える「震災を語り継ぐコーナー」。多様なデータにセンターの研究者が解説を加えて展示した「震災から学ぶコーナー」。防災の実践的な知識を身につける「防災ワークショップ」などがある。 |
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(写真は 震災直後のまち) |
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スポーツ選手たちからも元気をもらおうと、新長田駅前北側から水笠通公園までのアジア通り約200mの歩道のブロックに、一流選手のスポーツシューズの実物大の写真を焼き付けた“シューズ・ロード がある。アテネ五輪女子マラソンの金メダリスト野口みずき選手、シドニー五輪女子マラソン金メダリスト高橋尚子選手、アテネ五輪サッカー女子代表で兵庫県出身の川上直子選手、アテネ五輪野球日本代表でオリックスの谷佳知選手たちのシューズの表、裏の写真、選手のサインが焼き付けられている。 |
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(写真は シューズプラザ) |
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震災後10年を迎えた今年の正月3カ日の初詣客は約100万人を数え、平穏な年を祈念する参拝者の姿が見られた。毎月の1日の「おついたち詣り」は、今も多くの参詣者でにぎわう。また2月の節分の日の「追儺式(ついなしき)」は有名で、室町時代に起こったこの神事は兵庫県の重要無形民俗資料に指定されている。神の使いの7人の鬼役が、松明を振りかざし災厄を焼きつくし祓う踊りをする。この鬼たちの踊りで災厄を払いのけてもらおうと願う大勢の参拝者たちでにぎわう。 |
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(写真は 拝殿) |
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家庭でも簡単にできるのがそばめしで、そのレシピを紹介しよう。鉄板かフライパンを充分に熱し、油をなじませ豚肉に火を通す。ちいさく切った中華そばとご飯(茶碗1杯)をよく炒め、キャベツを入れ、ウスターソース、とんかつソースをかけてできあがり。好みでネギを入れてもおいしい。また、長田名物の牛すじとコンニャクを甘辛く煮込んだ「ぼっかけ」や、ホルモンを揚げてよく絞った「油かす」を入れてもおいしい。長田には銭湯が多く、風呂あがりにお好み焼きを肴に冷たいビールを飲むのが長田っ子の楽しみだった。 |
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(写真は そばめし) |
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高取神社の社伝によれば神功皇后が武甕槌尊(たけみかつちのみこと)を祀ったのが始まり。この神は一般的には鹿島大神、春日大神の名で知られる勇猛な神で、国家鎮護、交通安全などの守り神として崇敬されている。下って天平年間に行基が、兵庫の築港と周辺の開拓に当たって豊受姫命(とようけひめのみこと)を祀ったと言う。豊受姫命は豊饒をもたらす神として、一般には高取稲荷大明神として篤い信仰を集めている。高取山が海上からの目印となっていたことから、航海の守護神として漁民や船乗りたちの信仰も集めた。 |
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(写真は 大灯籠) |
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