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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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小浜市 |
若狭の小浜は古くから日本海の玄関口として開け、大陸や朝鮮半島、蝦夷地から物資が運ばれてきた。北前船や南蛮船の出入りする港町として栄え、海のシルクロード終着駅とも言われた。日本に初めてゾウやクジャクが渡来したのも小浜だった。こうした貿易港当時の面影がそこかしこに残る小浜市の町を訪ねた。 |
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ミュージアムの展示コーナーでは、御食国に関連して「奈良時代の貴族の食事」のほか「鯖料理30種」「四季の膳」を現在展示中。ほかに伝承料理研究家・奥村彪生氏のコレクションの「雑煮のさまざま」「京の職人の食事」「江戸時代の惣菜」が展示され、その料理の美しさと食材の豊富さに驚かされる。キッチンスタジオでは地元の食材を使って、お年寄りから子供までが料理作りを体験できる。 |
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(写真は 若狭浜焼き鯖) |
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小浜城跡近くの侍屋敷だったところには、今も士族長屋が残っており、城下町当時をしのばせている。また、日本海の海運の町として繁栄した小浜市内の香取、飛鳥の両町にまたがる三丁町には、花街だった当時の紅殻格子や出格子の情緒あふれる家並みが残り、今も何軒もの料亭が営業しており、路地からは三味の音がもれ聞こえてくる。 |
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(写真は 四季彩館 酔月) |
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神宮寺は神仏混淆(しんぶつこんこう)の寺で、神像を祀り本尊は薬師如来像。本堂にはしめ縄を張り、仏教で言う結界を表し浄と不浄をわけ、これより先の神域を示している。神宮寺は奈良時代の修験者で加賀北山を開いた泰澄の弟子の滑元が、奈良時代初めの和銅7年(714)に創建、当時は神願寺と称して遠敷明神を祀り、神仏混淆の色彩が強い寺だった。 |
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(写真は 本堂) |
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カフェ&ギャラリー「風音」では、コーヒーは自家焙煎の豆を使い、ケーキなどのスイーツも自家製。オリジナルのカレーもじっくり煮込んだもので、この独特の味がなかなかの評判だ。ギャラリーに並んでいる木工製品は、森下さんと長男の手作りで、椅子の背もたれを倒すと踏み台になるアイデア商品などもある。ほかに木彫工芸品や地元の陶芸家の作品の陶器類も展示し、木工品と共に販売している。 |
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(写真は ギャラリー) |
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三重塔は文永7年(1270)の再建で、本堂と共に鎌倉時代の建築の特色を見せており、塔内には釈迦三尊像と阿弥陀三尊像が安置されている。 |
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(写真は 釈迦三尊像(三重塔)) |
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