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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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奈良・田原本町 |
田原本町は奈良盆地の中央にあり、弥生時代の環濠大集落跡の唐古・鍵遺跡で全国によく知られている町である。飛鳥と平城京を結ぶ官道の中ツ道が通っていたため人の往来が多く、江戸時代以降は河川を利用した物資の輸送などの中継地としても栄えた。町内には唐古・鍵遺跡のほかに古墳などの遺跡や文化財、古社寺も数多い。 |
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町の北東部の唐古池を中心に総面積42haにおよぶ弥生時代の大集落跡の唐古・鍵遺跡(国・史跡)は、佐賀県の吉野ヶ里遺跡と並ぶ弥生文化を代表する遺跡として知られている。 |
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(写真は 楼閣(復元)) |
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唐古・鍵遺跡から出土した土器の最も顕著な特徴は、建物や人物、鹿、魚などの絵が描かれた土器が多いことだ。この土器に描かれた絵を手がかりに楼閣や女性シャーマンなどの人形模型を復元している。また当時の土器の作り方もわかり、犬がかんだ?歯形やネズミの爪痕などが残る土器も出てきた。また、埴輪には優れた物が多く、牛形埴輪などが国の重要文化財に指定されている。 |
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(写真は 絵画土器) |
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中世から江戸時代にかけても鏡作りの人たちの崇敬を集め、社殿前の狛犬(こまいぬ)は江戸時代後期の天保年間(1830〜44)に大坂の鏡屋仲間が奉納したものであり、境内の鏡池は鋳造した鏡を洗い清めた池と言われている。社宝として非公開の三神二獣鏡がある。現代は鏡業界の人たちのほかに、美の神として技術の向上を願う美容師や化粧品関係者の参拝が多くなっている。 |
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(写真は 三神二獣鏡) |
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この蛇巻きの神事の由来は次のように伝えられている。今里地区では昔、この地に雄の竜がおり、若い娘を食い殺したり作物を荒らしていた。この地を訪れた1人の僧が、5月の端午の節句の日にショウブで太刀を作って家々に飾ったところ、竜は驚いて街道のエノキの上に隠れたと言う。 |
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(写真は 八坂神社) |
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浄照寺の本堂内の柱、長押、欄間などには金箔押しや極彩色の華麗な装飾が施されており、創建当時のままの姿がよく残っており、大規模な真宗寺院建築として評価が高い。また、伏見桃山城の城門を移築した山門のほか、大谷本廟から下付された親鸞上人画像、梵鐘などがある。浄照寺に隣接する本誓寺は長泰が復興し、長勝が現在地に移転して伽藍(がらん)を整えた。平野家の菩提寺となり、境内に長勝の霊廟がある。 |
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(写真は 阿弥陀如来立像(快慶作・安養寺)) |
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