|
月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
|
南あわじ市 |
淡路島南西部の南淡、三原、緑、西淡の4町が2005年1月合併して南あわじ市が誕生した。この地域は国生み神話にまつわるおのころ島などの記紀神話の伝説が伝わる。淡路人形浄瑠璃発祥の地でもあり、話題の豊富な市である。明石海峡大橋、淡路島を縦断する自動車道の完成で、鳴門観潮、スイセン郷などを中心に観光地としての人気が高まっている。 |
|
|
||||
|
||||
|
||||
日本の瓦の生産の歴史は飛鳥時代の1400年前に遡る。奈良時代には淡路島で瓦の生産が始まり、江戸時代初めに現在の南あわじ市津井で本格的な瓦の生産が始まった。淡路瓦の歴史と瓦のできるまでの工程が学べる「瓦の博物館」が南あわじ市産業文化センター内にある。手作業で瓦を成形したり、焼いたりしていた時代の道具類が展示され、当時のダルマ窯が再現されている。実習棟では土鈴やオカリナなどの粘土細工の体験もできる。 |
||||
(写真は だるま窯(産業文化センター)) |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
|
||||
この作品は江戸時代初め曹洞宗の禅僧が禅思想を絵解きした物語をもとに制作された。逃げた牛とそれを取り戻す少年を主体に、人間が持つ純粋な心と欲の心の二面性を表現したものである。このほか美術館には天井画の雲龍図、慶野松原図、海門更月などの大作が展示されている。 |
||||
(写真は 雲龍図) |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
|
||||
祖先から引き継いだこの素晴らしい人形浄瑠璃の遺産を次の代へ伝えようと、淡路島の全市町の3市1町が参加して淡路人形協会を設立し、若手座員の育成や淡路人形浄瑠璃の保護に取り組んでいる。南あわじ市を中心に中学校の生徒や、地域の子供会の若い人たちが人形浄瑠璃に取り組み、淡路人形座の座員たちも人形遣いや浄瑠璃、三味線を若者たちに手ほどきをしている。 |
||||
(写真は 淡路人形浄瑠璃館) |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
|
||||
全国的に有名なのが鳴門海峡の渦潮。この渦潮を見物する観潮船が福良港から毎日出ている。満潮時には紀伊水道から播磨灘へ流れ込み、干潮時には播磨灘から紀伊水道へ流れ出る時、幅1.3kmしかない鳴門海峡で激しい潮の流れによって強大な渦潮が起こる。大潮の時の潮の流れは時速11ノット、潮の落差は3mにも達し、渦の大きさは直径10mから30mにもなり、大鳴門橋とマッチした巨大な渦潮は圧巻である。 |
||||
(写真は 大鳴門橋) |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
|
||||
四国への道として通じている大鳴門橋脚下の鳴門海峡は、鳴門の渦潮として有名で、毎日のような観潮船が出ている。同時にこの海峡は海の幸の宝庫で、日本一早い潮流にもまれて身の引き締まったタイや夏の味覚のハモなどが福良漁港に水揚げされている。 |
||||
(写真は ホテルニューアワジプラザ |
||||
|
||||
|
◆歴史街道とは
|
歴史街道計画では、これらのルートを舞台に
|
◆歴史街道倶楽部のご紹介 歴史街道推進協議会
|