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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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和歌山〜奈良・すずかけの道 |
弘法大師・空海が開いた真言密教の聖地・高野山。修験道の開祖・役行者が開いた修験道の聖地・大峰山。この二大聖地を結ぶ道を「すずかけの道」と呼ぶ。昨年「紀伊山地の霊場と参詣道」が、ユネスコの世界遺産に登録され、こうした修行にまつわる道が一躍クローズアップされた。今回は「すずかけの道」沿いの歴史遺産と文化財、地元に残る伝承地を訪ねた。 |
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弘法大師はこの高野山の地で、手に大日如来の印を結び、口に真言を唱え、結跏趺坐(けっかふざ)で生身のまま仏になり、62歳の生涯を閉じた。高野山は大師信仰の地として栄え、現在も総本山金剛峯寺を中心に117寺院があり、比叡山とともに仏教の一大聖地である。 |
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(写真は 大弁財天女像) |
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この天誅組本陣跡を南に下った所に大塔村郷土館がある。茅葺き屋根の民家風の郷土館と白壁の土蔵造りの歴史の蔵があり、入口には郷土館のシンボルとして、鎧兜姿の大塔宮護良親王馬上像が建立されている。 |
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(写真は 天誅組総裁 吉村寅太郎の襦袢 |
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永豊寺から北東に「すずかけの道」を進んだ天の川沿いに栃尾観音堂がある。 |
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(写真は 護法神像(栃尾観音堂)) |
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天河弁財天社には「神宝(かんだから)・五十鈴(いすず)」が社宝として伝わっている。この鈴はその形から他の鈴とは違い、楽器でも単なる鈴でもないと言う。神へ願いを届けたり神意をうかがう時に振り鳴らす聖なる神具とされている。 |
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(写真は 七夕祭) |
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龍泉寺から大峯山寺へ向かう登山道の途中にある母公堂は、役行者の母・白専女(しらとうめ)を祀っている。大峰山で修行するわが子を案じで洞川まで来たものの、女人禁制の大峰山には登れずこの地に庵を結び、修行が終わり下山してくる役行者を待った。その間、里の人たちに仏の道を説いたり、出産の手助けをして里人から慕われていた。この庵跡に建てられたのが母公堂で、安産祈願所として古くから知られている。 |
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(写真は 白専女(役行者の母)) |
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