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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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阪神間のミュージアム |
阪神間には数多くの公立、私立のミュージアムが多い。今回はその中で美術への深い造詣から収集した人たちの収蔵品を、展示している美術館と文学者に関わりの深いミュージアムを紹介する。 |
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和と洋の自然な形で融合している逸翁美術館の建物は、小林翁の旧邸「雅俗山荘」をそのままの形で、彼の美術コレクションの展示の場としたもの。そのたたずまいからも小林翁をしのぶことができる。 |
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(写真は 奥の細道画巻 旅立(与謝蕉村)) |
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明治31年(1898)には前年に松山で創刊された俳誌「ほとゝぎす」を継承した。俳句だけにとどまらず小説、写生文など文学作品を遺した虚子が編纂した「ほとゝぎす」には、夏目漱石の「吾輩は猫である」が連載され好評を博した。 |
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(写真は 春風や闘志抱きて丘に立つ 虚子) |
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平成7年(1995)に完成した新館は、ペルシャ(イラン)、トルコ、アフガニスタン、トルクメニスタン、コーカサス(アゼルバイジャン、ダゲスタン)など、中近東の手織り絨毯(じゅうたん)を展示する日本初の絨毯展示館となっている。 |
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(写真は 中近東の絨毯) |
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毎年開いている恒例の「イタリア・ボローニヤ国際絵本原画展」は、子供たちからお年寄りまでの幅広い来館者があり、多くの人たちに親しまている展覧会として人気が高い。この展覧会のせいか、普段も他の美術館と違って家族連れ、子供たちの楽しげな姿がここでは見られる。平成9年(1997)から始まった「美術館の遠足〜一日だけの展覧会」は、一日だけと言うこれまでにないタイプの展覧会として注目され、多くの人たちが美術鑑賞を楽しんでいる。 |
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(写真は 庭園) |
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松子夫人姉妹と共に「細雪」の重要なモデルの役を果たしたのが倚松庵の部屋で、松子夫人と2人の妹たちの日常の生活や立ち居振る舞いが描写された部屋が、そのままの形で倚松庵に残っている。谷崎が倚松庵に住んだのは7年間だったが、家主とのいざこざがなければ、もっと住み続けていた思われる。倚松庵の明け渡しを巡っていざこざが起こり、谷崎が家主へ書いた詫び状が倚松庵に展示されている。 |
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(写真は 2階内部) |
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