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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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松阪市、津市 |
松阪市は城下町に加えて宿場町、商人の町、学問の町とさまざまな顔を持つ歴史豊かな町で、伊勢地方最大の前方後円墳の「宝塚古墳」があるように古くから開けた歴史と文化の町。2006年1月1日に津市と合併した旧久居市は奈良街道の宿場町の面影を色濃く残し、西部にある榊原温泉は平安時代から知られた温泉地である。新年に伊勢特有の風土と顔を持つ松阪、津の両市を訪ねた。 |
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周囲にマキの垣根をめぐらした約1haの御城番屋敷には、住宅20戸の主屋2棟と前庭、畑地、土蔵、南龍神社があった。明治維新後、政府は士族の生活を保証するため、公債の支給や官有地の払い下げなどを行った。御城番だった士族たちはこれらの財産を運用するため合資会社「苗秀社」を設立した。 |
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(写真は 御城番屋敷) |
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江戸・日本橋を中心に紙問屋、木綿問屋を大々的に営み、松阪商人の筆頭格の一人、小津清左衛門の邸宅を、松阪市が平成3年(1991)に買い取り、内部を当時の姿に復元して平成8年(1996)から「松阪商人の館」として一般公開している。 |
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(写真は 松阪商人の館 |
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宣長の書斎「鈴屋」は、自宅2階の物置きを改造した粗末な4畳半で、この部屋に36個の鈴を連ねた柱掛鈴を振ってその音を楽しみ、研究の疲れを癒したと言う。宣長は多くの人から尊敬され、北は陸奥国から南は日向国まで500人近い弟子がいたと言う。 |
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(写真は 鈴屋(すずのや)) |
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こうした伊勢参りの旅人たちの宿場町として栄えた久居の町には、旅籠(はたご)や人と荷を運ぶ馬、駕籠などの世話をする問屋場ができて大変にぎわった。 |
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(写真は 蔵) |
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高さわずか100mの貝石山は、岩壁から2000万年前の第三紀中新生時代の貝類の化石がたくさん出土し、伊勢平野もかつてはこのあたりまで海だったことを示している。この貴重な資料の貝石山は三重県の天然記念物地域にしてされている。 |
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(写真は 平安麗御膳(湯元 榊原館)) |
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