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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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伊勢神宮・第62回式年遷宮 |
伊勢神宮最大の祭典である式年遷宮の行事が平成17年から始まった。新しい正殿が完成して、内宮の天照大御神、外宮の豊受(とようけ)大御神が新殿へ移る遷御の儀は、平成25年(2013)秋に執り行われる。この日まで、伊勢神宮を始め門前町の伊勢市では、数々の神事や行事が予定されており参拝者らでにぎわう。 |
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夏至の日前後には二見浦の夫婦岩の間から朝日が昇り、空気が澄んでいればはるかかなたの富士山からの日の出になるという。冬至のころには五十鈴川を渡って内宮へ向かう宇治橋の両方の鳥居の間から朝日が昇る。これらの自然現象も天照大御神が太陽の神と崇められる証のひとつとされている。 |
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(写真は 御正宮) |
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収穫された稲は正殿と同じ建築様式の唯一神明造の御稲御倉(みしねのみくら)に納められ、神宮で執り行われる祭のたびに、この米が忌火屋殿(いみびやでん)で調理され、神に供える御饌(みけ)になる。こうした稲作に関わる神事は、各地の神社でも「御田植え神事」として今も行われているところが多い。 |
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(写真は 御稲御倉(内宮)) |
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食材のほかにお供え物を盛る食器である素焼きの土器も神宮の土器調製所で作られ、1回使った土器は、そのつど土中に埋めて土に戻すと言う決まりがある。 |
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(写真は 御塩殿神社) |
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式年遷宮のクライマックスとなる遷御の儀は平成25年秋に行われる。午後8時、神域のすべての灯りが消された闇の中、本殿を出られた大御神は白い絹布の「絹垣」に囲まれて新殿へ向かわれる。100人を超す奉仕員が神宝などを手にして従う荘厳な行列が参道を進む。20年に一度のこの古代絵巻の行列を参道沿いの大勢の参拝者が見守る。 |
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(写真は 須賀利御太刀) |
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御用材を内宮、外宮へ運ぶ「お木曳」は、お膝元に住む「神領民」と呼ばれる伊勢市の町衆が行う。町衆にとってこのお木曳は最大の誇りとなっており、各町内ごとに58の奉曳(ほうえい)団が組織され、各町がそれぞれ華やかに個性を競い合う。 |
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(写真は 一日神領民のお木曳) |
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