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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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大阪市・平野郷 |
大阪市南東の平野区のJR関西線平野駅から地下鉄谷町線平野駅にかけての1キロ四方の一角は、かつては平野郷と呼ばれ、自治都市を形成していた。都市化が進み昔の面影が失われて行く中で、旧平野郷の町の良さを残そうと住民たちが「町ぐるみ博物館」運動を起こし、自宅や職場を開放したミニ博物館を提供、町を訪れる人たちとのコミュニケーションの場にしている。 |
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そのひとつが代々農業を営んできた今野家住宅で、この地域で進めている「町ぐるみ博物館」の「町家博物館・今野家」として見学者が訪れている。 |
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(写真は 中庭) |
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かつては関東では金、関西では銀が用いられ、銭は全国共通と言った具合で、いわば3種の通貨があってその両替には天秤が使われていた。今ではなかなか目に入らない両替用の「銭さし百文」が、帯封をつけたままの未使用状態で展示されている。銭さしとは穴のある1文銭などの穴に通して使うひものこと。 |
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(写真は 古伊万里) |
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大クスノキに匹敵するのが、樹齢約500年の「垂乳根(たらちね)の銀杏(いちょう)」。この巨樹に願いをかけると、母乳の出がよくなったり、乳房の病が治ると言われている。境内の樹木が予想外に成長したため、社殿の屋根の一部を切り取って木の生長を助けたところなどは、鎮守の森博物館の心優しい気配りがうかがえる。 |
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(写真は 鎮守の森博物館) |
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5歳の時に父に買ってもらった「活動幻灯機」との出会いが、松村さんを映像の世界へのめり込ませた。8ミリ撮影機を手に入れてからは、移り変わる平野の町を撮り続けてきた。今はビデオの時代になってしまったが、貴重な映像が記録されたフィルムや映写機、カメラはなお健在。松村さんを映像の世界へ引き込んだ活動幻灯機は、世界でも現存しているのは少ないと言われている。 |
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(写真は 活動幻灯機(平野映像資料館)) |
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「小さな駄菓子屋さん博物館」の横のお堂は「地獄堂」と呼ばれる所で、恐ろしい形相の閻魔(えんま)様と鬼が待ちかまえている。ドラをたたくと閻魔様が浮かび上がり「悪いことをすると地獄に行くのだ〜」とお説教をする。この声に子供たちだけでなく、若いカップルの二人も神妙な表情で聞き入っていた。 |
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(写真は おも路地) |
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