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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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宇陀市 |
宇陀市は奈良県中央東部の大宇陀町、榛原町、菟田野町、室生村の4町村が、2006年1月1日に合併して誕生した。市内を伊勢街道が通り、古くから宿場町、商人の町として繁栄した地域である。「国の始まりは大和の国、郡(こおり)の始まりは宇陀郡(うだこおり)」と古謡に謡われたように、史跡や遺跡、古社寺が多い所でもある。 |
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その後、多聞院は次第に衰微したが、戦国時代の永禄2年(1559)織田信長の家臣・服部宗祐が、武士の身分を捨てて出家、多聞院の住職となった。信長や信徒らの浄財で本堂などを再建、宗祐寺と改めた。 |
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(写真は 百八観音の天井絵(宗祐寺)) |
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阿騎野・人麻呂公園がある所は、平成7年(1995)の発掘調査で弥生時代や飛鳥時代の堀立柱建物や竪穴式住居、石敷溝などの遺構が出土した。これらの出土遺構から古代の狩猟、薬猟の場・阿騎野の中心施設があったことが証明され、今は遺跡公園として保存され、堀立柱建物や竪穴式住居などが復元されている。 |
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(写真は 久保酒造) |
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軒先に立派な銅板葺唐破風付看板を掲げている町家は、江戸時代末期に建築された旧薬商・細川家で、今は大宇陀町歴史文化館「薬の館」に衣替えして、薬関係の資料や町の歴史資料を展示している。細川家の子孫が明治時代に藤沢家の養子となり、旧藤沢薬品工業(現アステラス製薬)を創設した。館内には旧藤沢薬品工業関係の資料を中心に、町内の薬商の看板などが展示されている。 |
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(写真は 百味箪笥 |
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10月第3日曜日に執り行われる例大祭では、神社脇を流れる芳野川上流の惣社水分神社から、速秋津姫命(はやあきつひめのみこと)が鳳輦神輿(ほうれんみこし=国・重文)で宇太水分神社まで渡御する。この祭は平安時代初期の昌泰元年(898)に始まったとされる古い歴史を誇る祭で、五穀豊穰、水配りに感謝して、往復約12kmを練り歩く。 |
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(写真は 黒漆金銅装神輿(惣社水分神社)) |
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この芸術の森は自然や環境を損ねるないように整備し、公園全体がひとつの芸術作品であることをコンセプトに作られている。約7haの敷地に配置されたモニュメントは、自然に調和した公園空間を創出しており、人間の五感を刺激し、心を癒してくれる作品でもある。 |
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(写真は 道の駅「宇陀路室生」) |
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