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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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高砂市、加古川市 |
戦後の高度経済成長期に高砂、加古川両市とも播磨臨海工業地帯の中核としてめざましい発展を遂げた。その見返りとして白砂青松の海岸は消え、浜辺は工場に占拠されてしまった。だが、こうした臨海工業地帯にも昔ながらの伝統文化が今なお息づいており、今回はこのようなスポットを中心に探訪した。 |
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近年、白砂青松復活の声が高まり、自然環境の回復と海と親しむ場所の造成を掲げて行われた緑地整備事で、兵庫県立海浜公園が昭和58年(1983)に完成してオープンした。 |
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(写真は 浜辺(兵庫県立高砂海浜公園)) |
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「相生の松」は枯死して絶えないように植え継がれてきた。姫路城主の本多忠政が植えた三代目「相生の松」は、見事な枝ぶりで国の天然記念物に指定されていたが枯死し、その幹が今も神社に保存されている。現在の「相生の松」は五代目となり、緑の枝葉を茂らせすくすくと成長している。 |
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(写真は 尉姥神社) |
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この石乃宝殿は宮城県の塩竈神社の塩釜、宮崎県霧島神宮の高千穂峰の天の逆鉾と共に日本三奇と言われ、播磨風土記や万葉集にもその名が見える。 |
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(写真は 霊岩) |
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4階の展望室からは間近の別府港はもとより、播磨灘の家島群島、淡路島が望める。周囲に高い建物が少なかった建設当時は、ここから見事な眺望が楽しめたことだろう。「あかがね御殿」は国の登録有形文化財に指定されており、多木家から幼稚園を経営する多木学園に寄贈され、園児の保育地のほか研修会、講演会などの文化活動に活用されているが、一般公開はしていない。 |
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(写真は 展望室) |
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宝物館に納められている金銅聖観音立像(国・重文)は、白鳳時代の名作。切れ長の目、微笑みを浮かべた表情、のびやかな肢体、右に腰をややひねった立ち姿にはうっとりと見とれてしまう。この観音像を盗み出した泥棒が、像を壊そうと槌で腰をたたいたところ観音様が「あいたた」と声を発しので、驚いた泥棒は罪を悔いて腰が曲がったままで観音像を返したとの伝説があり「あいたた観音」の異名がある。 |
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(写真は 金銅聖観音立像(宝物館)) |
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