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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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特選“大自然の芸術” |
近畿は文化遺産に焦点をあわせて紹介されることが多いが、山あり海あり大自然が生み出したすばらしい景観も楽しむことができる。それらのいずれもが単に自然美を誇っているだけでなく、長い歴史につちかわれたエピソードでいろどられている。今週は歴史街道沿線の景勝地を訪ね、地元に人々に語り伝えられてきた伝説をひもといてみた。 |
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東尋坊の名は、1300年前の悪名高い僧兵の名に由来するとの伝説がある。勝山市にあった平泉寺は多くの僧兵を抱えていたが、近郷の民、百姓を苦しめる悪僧兵たちがおり、その悪僧兵の旗頭とも言えるのが東尋坊だった。 |
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(写真は 夕景) |
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この見事な景観の天橋立が画題にならないはずがない。室町時代の画僧・雪舟が描いた「天橋立図」(国宝)は、天橋立の東側の栗田半島方面から描いたもので、絵の中に智恩寺などの名刹が描かれている。江戸時代に入ると歌川広重が南から見上げるように描き、丸山応挙派の画家・島田雅喬が北側の成相山方向から見下ろす景色を写実的に描いている。 |
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(写真は 磯清水) |
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立里荒神社の本殿は21年ごとに建て替えられてきたが、現在の本殿は昭和7年(1932)に建立されたもので、21年ごとの建て替えのサイクルは現在は崩れてきている。 |
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(写真は 雲海) |
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夜叉ヶ池が信仰の対象となっていたので、池の周辺は自然や植物、動物、魚、鳥、昆虫、両棲類などの宝庫であり、これらの研究者にとっては垂涎(すいえん)の地とも言える。 |
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(写真は イモリ) |
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荒々しい岩壁や巨岩、奇岩に木々の緑、曾爾川の澄み切った清流と青い空がマッチした奥香落渓の渓谷美に満喫したら、今度は対照的な柔らかい曲線を描いて広がる秋のススキの高原で有名な曾爾高原へ。 |
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(写真は ぼたん鍋(木治屋)) |
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