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月〜金曜日 18時54分〜19時00分
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特選“着物で古都散策” |
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ここ数年、若い人たちの間で和装が再評価されてきている。彼らは伝統をふまえつつも、自分たちの新しい感覚で着物を着こなしているようだ。また冠婚葬祭といった「よそいき」に限らず、普段着として着物を着るというシーンも珍しくなってきている。今週は着物姿の映える京都、奈良の名園や小道を歩いてみたい。 |
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池のほとりの庭園内にも趣向が凝らされている。賓客だけを通した不明(あかず)門は、伏見桃山城から移築したものとされていて、天井には龍が描かれていた痕跡が残っている。 |
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(写真は 画仙堂) |
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龍安寺の石庭が「虎の児渡し」と言われているのに比して、正伝寺の庭は「獅子の児渡し」と称されている。方丈(国・重文)は伏見城の御成殿を承応2年(1653)正伝寺に移築したもの。その部屋には狩野山楽の筆になる障壁画があり、今日に残る山楽の貴重な作品とされている。 |
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(写真は 血天井) |
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総面積1万6500平方mの清流園は、池泉回遊式の和風庭園部分と芝生を主体にした洋風庭園部分から成っている。せせらぎが池に注ぐ眺めを前にした場所に茶室・和楽庵がある。この和楽庵は表千家の残月亭を模して造られており、市民の茶会や国賓のもてなしなどに使われている。 |
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(写真は 茶室和楽庵) |
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また、志賀直哉を慕って武者小路実篤や小林秀雄、尾崎一雄、堀辰雄、足立源一郎ら白樺派の文人や画家がしばしば訪れ、文学論や芸術論などを語り合う文化サロンとなり、いつしか“高畑サロン”と呼ばれるようになった。書斎や2階の客間からは若草山や三蓋(みかさ)山、高円(たかまど)山の眺めが美しく、庭園も執筆に疲れた時に散策できるように作られていた。 |
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(写真は サンルーム) |
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方丈北庭に灰屋紹益が愛したことでしられる鬼瓦を掲げた四畳半の茶室の「鬼瓦席」、紹益が吉野太夫をしのんで建てたと言われる「遺芳庵」がある。遺芳庵は茅葺き屋根に吉野窓と呼ばれる優しい感じのする丸窓をつけた茶室で、高台寺境内な風雅な趣を強めている。 |
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(写真は 鬼瓦席) |
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