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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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京都市・嵐電に乗って |
洛西・嵐山と洛中の四条大宮を結んで走る路面電車の京福電鉄嵐山本線は、「嵐電」の愛称で地元の人びとの足として親しまれている。また沿線には京都を代表する古社寺や嵐山の春の桜、秋の紅葉、桂川の水辺などの観光地が多く、のんびりした嵐電を利用してこれらの観光地を訪れる観光客も多い。今週はこの嵐電に乗って沿線の名所を訪ねた。 |
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蚕の社境内に清水の湧き出る「元糺(もとただす)の池」があり、その池の中に立つ石の三柱鳥居は、高さ3.4mの3本の石柱を三角形状に立てたもので、三方から拝める珍しい形の鳥居で神秘的な雰囲気がただよっている。三柱鳥居のそれぞれの方向から秦氏とゆかりの深い稲荷山、松尾山、双ヶ丘が遥拝でき、三柱鳥居に込めた秦氏の強い意思がうかがえる。鳥居の中心にある石を盛った神座は、この池を神格化したものである。 |
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(写真は 三柱鳥居) |
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西院駅と三条口駅の間の西土居通に御土居の一部を庭園に取り込んだ屋敷がある。戦前までは造酒屋、その後、染色業を営んでいた北村平三郎氏の旧邸で、御土居の起伏を築山として活かし、うまく庭にマッチさせていた。庭園は縮小されたが今も御土居の面影がしのべる。 |
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(写真は 京おばんざい料理 北平) |
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何よりも車折神社を有名にしているのは境内社の芸能神社だろう。祭神の天宇受売命(あめのうずめのみこと)は、天照大神が天岩戸に隠れた時、岩戸の前で舞を舞って天照大神を岩戸から出したと伝えられている。この神話から、芸能、芸術道の祖神として俳優や芸術家たちから信仰されてきた。 |
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(写真は 芸能神社) |
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斎宮神社境内には多くの小石の集められ、長い年月の間にひとつの大きな石のかたまり変化した「さざれ石」があり、この地の歴史の古さを思わせる。 |
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(写真は 京菓子司「笹屋良信」) |
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和傘は初めは主に日除け用として使われていたが、江戸時代から雨具としても使われるようになった。庶民が使う番傘、広げたときに蛇の目のように見え主に女性が使う蛇の目傘、茶道の野点用の大傘、本来の傘の用途の日傘、日本舞踊に使う舞傘などがある。 |
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(写真は 和傘) |
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