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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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和歌山・紀中の名所、特産品探訪 |
和歌山県の紀中は温暖な気候に恵まれ、温州ミカンの産地として知られ、海からは新鮮な魚介類が水揚げされている。アリの熊野詣≠ニ言われた熊野三山への参詣道の熊野古道も通っており、熊野詣の王子跡や歴史ある社寺も多い。こうした紀中の名所、特産品を探訪してみた。 |
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当初は特産品のミカンや木材を日高川の港まで運ぶ貨物輸送が中心だったが、国鉄の貨物取り扱い廃止や物資の輸送が海運から陸運に変わり、平成元年(1989)西御坊駅?日高川駅間の営業を廃止した。 |
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(写真は 学門地蔵) |
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平安時代中期の延長6年(928)奥州・白河の美男僧・安珍が、熊野詣の途中でとある庄司の家に泊まった。その家の娘・清姫が安珍に恋して言い寄った。安珍は「熊野詣の途中なので帰りに…」と言い逃れ、帰途は素通りした。これに気づいた清姫が後を追い、日高川を大蛇に身を変えて渡り、道成寺の大鐘の中にかくまわれていた安珍を見つけ、大鐘に蛇体を巻きつけ、口から紅蓮の炎を吐いて鐘もろとも安珍を焼き殺すと言う、人間の業の深さを思わせる物語。 |
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(写真は 安珍塚) |
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カナダ移民者から肉親への送金が村の経済を潤し、神社への寄付者の寄付金額がドルで記載されているほどだった。移民の歴史は決して恵まれたものばかりではなく、苦難の連続でもあった。中でも第2次世界大戦時には敵国民として強制収容させられた時代もあった。こうしたカナダ移民の歴史を知る資料が日ノ岬パークの「アメリカ村資料館」に展示されている。 |
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(写真は アメリカ村) |
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湯浅醤油の老舗・角長(かどちょう)は、消え行く昔ながらの湯浅醤油の製法やその資料、醤油製造に使われた道具類を「職人蔵」に展示している。この職人蔵は幕末の慶応2年(1866)に建てられた仕込蔵を転用したもので、道具類は醤油の製造工程順に並べられており、当時の醤油造りの様子がよく分かる。 |
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(写真は 角長醤油) |
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もうひとつ、熊野古道を歩くハイカーたちの目を楽しませてくれるのが、日高町原谷地区の古道沿いに広がる約60haの黒竹の竹林。黒竹は中国原産で青竹と比べて幹が細く、文字通り外皮が黒いのが特徴で、原谷地区は黒竹の生産高日本一を誇っている。 |
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(写真は 民芸品) |
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