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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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京都市・寺町通 |
京都市中心部の東寄りを南北に走る寺町通は、鞍馬口から五条に至る4.6km。この通りは天正18年(1590)に豊臣秀吉が行った京都大改造計画によって誕生したが、今出川通以北の東側には約800の寺が建ち並び、寺院の白い土塀がほとんど途切れることなく続いている。近年は新しい電化店街も生まれ、老舗と現代店舗の新旧織り交ぜた商店が並ぶ通りとして人気を集めている。 |
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阿弥陀寺の信長、信忠の墓所には「天正10年」と刻まれた墓石が二つ並んでおり、本堂の本尊脇には信長の木像が安置されている。この墓所を見る限り「これが天下にその名が聞こえた信長の墓か」と思えるほどものである。本能寺の変後、秀吉が法要料を出して盛大な法要を営み墓所を作らせようとしたが、清玉上人が固辞した。このため秀吉は大徳寺総見院を建立して墓所を作ったと言われている。 |
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(写真は 織田信長 木像) |
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錫は金属だが他の金属とは異なった特性を持っている。柔らかくて溶けやすい。これが製品を作る上でプラスでもあり、マイナスでもある。柔らかいため機械化による大量生産が難しく、職人の手作業でひとつひとつ作り出される。反面、溶けやすく柔らかいので加工しやすい利点はある。 |
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(写真は 徳利) |
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寺町三条上ル西側の「スマート珈琲店」は、昭和7年(1932)に洋食店として開業、創業以来70年の歴史を持つ京都を代表する喫茶店のひとつ。映画会社の京都撮影所が最盛期のころは、撮影の合間に映画俳優らも訪れ、今は亡き美空ひばりも常連客だったと伝えられている。 |
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(写真は スマート珈琲店) |
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境内には考古学者の角田文衛博士の考証、復元による「源氏の庭」がある。白砂の中に苔と石が組み合わされた大小の小島が浮かぶ枯山水の庭の中央に、新島出文学博士の筆になる「紫式部邸宅址」の顕彰碑がある。この庭は平安朝時代の庭園の「感(かんじ)」を表現したもので、初秋の庭には紫式部にちなみ紫のキキョウの花が咲いて庭を彩る。 |
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(写真は 源氏の庭) |
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若者向けのケバケバしい店が多くなったあたりの六角北西角にある「伊藤組紐店」は、文政9年(1826)ごろの創業と言う。京都が幕末の戦火に見舞われて店が焼け出されるなど、幾度も苦難を切り抜け、日本独特の文化である組紐の技を伝えている。 |
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(写真は 組紐の製作) |
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