|
月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
|
京都市・哲学の道 |
東山の山裾、銀閣寺前から熊野若王子神社まで、疎水沿いの南北約2kmほどの小道は、哲学の道と呼ばれる。大正時代に学者や学生が思索にふけりながら散策したことがその名の由来で、哲学者・西田幾多郎の「人は人吾はわれ也 とにかくに吾行く道を吾は行くなり」の石碑がある。哲学の道沿いにはサクラ、ツツジ、カエデ、シャガなどの木々が四季折々の表情を見せてくれ、観光客のみならず京都市民にとっても癒しの散策道である。 |
|
|
||||
|
||||
|
||||
本堂北側の坪庭は三銘椿の庭と呼ばれ、花笠椿、貴(あて)椿、五色散椿の3本のツバキが植えられている。3月下旬から4月上旬にかけてそれぞれのツバキが花をつけ、参詣者の目を楽しませる。 |
||||
(写真は 本尊 阿弥陀如来坐像) |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
|
||||
大文字の送り火が映し出されると言う池のほとりに50畳ほどの大画室・存古楼があり、庭を観賞しながら絵筆をとった関雪の姿がしのばれる。哲学の道沿いの桜の木は、大正11年(1922)関雪夫人のヨネさんが寄贈して植樹したのがきっかけとなり、現在の桜並木が誕生した。 |
||||
(写真は 存古楼) |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
|
||||
境内には安楽、住蓮の五輪供養塔、境内奥の山中には松虫、鈴虫両女官の供養塔もある。安楽寺では毎年7月25日に京都の伝統野菜のひとつである鹿ケ谷カボチャ供養がある。前日、仏前に供えられた鹿ケ谷カボチャが煮炊きして参拝者に振る舞われるもので、このカボチャを食べると中風にならない中風封じのご利益がある言われている。 |
||||
(写真は 鹿ヶ谷カボチャ) |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
|
||||
書院南には特徴のある石組みと石燈籠が調和した美しい観賞式庭園がある。後水尾天皇遺愛の「日光椿」「月光椿」「散椿」「八重侘助」「黒椿」など、30数種の名椿の木が植えられており、春にはそれらが見事に咲き匂う椿の寺として知られている。 |
||||
(写真は 御所人形) |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
|
||||
室町時代には足利尊氏、義満、義持ら歴代将軍が所領を寄進し、花の名所として有名な神社で尊氏や義政が花見の宴を催したとの記録がある。若王子神社も応仁の乱の兵火で社殿が焼失して荒廃したが、豊臣秀吉によって再建され、明治維新の神仏分離令で若王寺は廃寺となり、神社だけが残った。 |
||||
(写真は 熊野若王子神社) |
||||
|
||||
|
◆歴史街道とは
|
歴史街道計画では、これらのルートを舞台に
|
◆歴史街道倶楽部のご紹介 歴史街道推進協議会
|