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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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伊勢市 |
伊勢神宮の門前町・伊勢市はすべてが伊勢神宮を中心に回っている。正月には初詣客で大変なにぎわいを見せるほか、年間を通じてお伊勢参りの参拝客が絶えない。当然ながら伊勢市にはお伊勢参りにまつわる史跡や旧跡、商店街、名物が多い。今回はこうした門前町の様子を訪ね歩いてみた。 |
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斎王や勅使はもとより一般の参宮者もこの宮川で禊をして身を清めてから、伊勢神宮に向かうのが常識だった。しかし次第にその風習がすたれ、江戸時代には土地の子供たちが参宮者に代わって代金をもらい、水を浴びる「代垢離(だいごり)」もあったようだ。 |
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(写真は へんば餅(へんばや)) |
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伊勢神宮への参拝の交通手段は鉄道、バス、マイカーに取って代わられ、二軒茶屋付近は観光ルートからはずれた。往時のにぎわいはないものの、角屋では遠来の客を二軒茶屋餅や地ビールでもてなし、民具館の古い資料で昔のお伊勢参りの様子をしのんでもらっている。また毎年5月には目の前の勢田川で、木造船「どんどこ丸」によるにぎにぎしい舟参宮が再現がされる。 |
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(写真は 二軒茶屋餅(角屋本店)) |
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戦後、物資輸送の中心がトラックに代わってからは、伊勢市の中心街に位置していた河崎は大型トラックなどが進入が難しくなったほか、車を利用する顧客たちも出入りがしにくくなった。このため河崎の店を閉めてトラックなどが出入りしやすい交通の便のよい郊外へ移転する商店や問屋が増え、水運に頼っていた河崎はひっそりとした町になってしまった。 |
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(写真は 勢田川船舶出航表) |
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商人館となった建物は人が住み、商いが行われてきた建物だけに、そこかしこに先人の暮らしぶりがありありと見える。伊勢と河崎の歴史や文化を学ぶには、これらの資料が展示されている商人館の「河崎まちなみ館」へ行くの近道。 |
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(写真は 商人倶楽部) |
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新感覚を取り入れた店も次々に開店しており、新旧の商店を眺めて歩くだけでも楽しい。白壁が美しい蔵を活用したギャラリー喫茶「河崎蔵」、外観は古風な商家ながら内部はゴージャスな雰囲気の美容院「コワフュール千代」など、こうした新機軸を打ち出した店が増えているが、違和感はなく古い河崎の町並みに溶け込んでいる。 |
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(写真は 伊勢うどん(つたや)) |
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