|
月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
|
京都市・京の夏 |
京都の夏は祇園祭で始まる。祇園祭は厳密には7月1日から始まり31日まで続き、17日の山鉾巡行がクライマックス。このため7月の京都市中心部では毎日のように祭の諸行事が見られ、浮き立つような空気の中、都の夏ならではの情緒が堪能ができる京の夏を点描してみた。 |
|
|
||||
|
||||
|
||||
現在のような形になったのは、鴨川の治水のために護岸工事が進み、戦後に右岸に高床式の納涼床の営業が認められてからで、昨今は90軒を越える店が納涼床を出している。 |
||||
(写真は 鱧なます |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
|
||||
障子、ふすまが取り払われて御簾(みす)と呼ばれる簾(すだれ)や簾戸になり、畳表は飴色の籐筵(とうむしろ)でおおわれる。衝立も葦の節を模様状に並べたり、水の流れや水鳥の透かし彫りを施したものなど夏向きのものに代わる。住宅の奥には坪庭があり、手水鉢を置いて打ち水をしておくと、簾戸で木陰のように薄暗く沈んだ座敷を涼風が吹き抜けて行く。 |
||||
(写真は 中庭) |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
|
||||
やっと丸形の型に何層にも分けて寒天を流し込み、そのつど中に浮かべる水草や金魚を置き、最後にブルーの寒天を流し込むことで、全体が涼しい青色に仕上がり、立体的に見える菓子に仕上がった。さらに母親が作っていた自家製の梅酒を加えたところ、さわやかな酸味が夏の菓子にぴったりで隠し味に使うようになった。 |
||||
(写真は 「金魚」の製作) |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
|
||||
伝統的な技術と製法を守りながら、現代にマッチする斬新なデザインの工夫が日々積み重ねられている。当主の饗庭長兵衞さんは「エアコンが普及した現代では、目で涼を取る京うちわへの比重が強まっており、これに応えるような絵柄、デザインなどに工夫を凝らさなければならない」と言っている。 |
||||
(写真は 鉾曳初め) |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
|
||||
京都の街に祇園囃子が聞こえるようになると、今年漬け込んだ新漬の樽出しが始まる。しば漬ヌーヴォーである。新漬けの樽をあけるとさんぱりしたシソの香りと鮮やかな赤紫色に染まったナスが顔を出す。口に入れると酸っぱ〜い。この酸っぱさは乳酸発酵によるもので、ヨーグルトのプレーン、ワインの酸味と同じである。 |
||||
(写真は しば漬) |
||||
|
||||
|
◆歴史街道とは
|
歴史街道計画では、これらのルートを舞台に
|
◆歴史街道倶楽部のご紹介 歴史街道推進協議会
|