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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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福井・永平寺町、坂井市 |
永平寺町はその名の通り曹洞宗大本山・永平寺の門前町として発展してきた。松岡町、永平寺町、上志比村が合併して新永平寺町が誕生したが、永平寺の修行僧たちや参拝者たちとの共存関係は変わらない。日本海に面した三国町から内陸部の丸岡町まで4町村が合併して生まれた坂井市。その中で丸岡城など歴史遺産や越前竹人形で知られているのが旧丸岡町。今回はこの旧永平寺町と旧丸岡町を訪ねた。 |
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仏殿の西の承陽(じょうよう)殿は開祖・道元の真廟、いわばお墓であり、日本曹洞宗発祥の聖地とされる所である。境内の裏山の大仏寺山の山麓から湧き出る白山水(はくさんすい)と食膳を毎日供え、道元禅師が生きているがごとく奉仕が続けられている。 |
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(写真は 釈迦牟尼仏像) |
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僧堂は修行僧たちが座禅ほかに食事、就寝をする根本道場であり、堂内での雑談は許されない。これら修行僧の行動は起床の合図の振鈴から就寝の合図の開枕鈴まで、すべて太鼓や鐘、板などを打ち鳴らして進められる。僧堂に頭が龍で胴はシャチのように見える巨大な魚の形をした「ほう」と言う木板がある。僧堂での食事を知らせるものだが、昼夜眠らずにいる魚を示すことで修行僧の怠りを戒めていると言う。 |
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(写真は ほう) |
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今年は燈籠流しに合わせてこども会縁日広場や永平寺龍童太鼓の演奏、コンサート、打ち上げ花火など盛りだくさんなイベントも開かれ、去り行く夏を楽しむ大勢の人たちで九頭竜河畔の公園はにぎわった。永平寺町ではこの燈籠流しが終わると、田んぼの稲穂も色づきはじめ秋本番を迎える。 |
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(写真は 大燈籠ながし) |
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丸岡町が始めた日本一短い手紙は爆発的なブームを呼び、応募数は毎年増え、平成13年(2001)には日本語部門12万3988通、英語部門8823通が寄せられ、最高の応募数を記録した。「一筆啓上賞」に寄せられた手紙は毎年本に編集されて発行されているが、平成18年(2006)には台湾で中国語に翻訳されて出版された。そのほか日本では漫画本やテレビドラマ、映画にもなり、一大ブームを巻き起こした時期もあった。 |
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(写真は 丸岡城) |
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「竹人形工房・篝(かがり)」では、創作に取り組む竹人形職人の技を目の当たりにすることができる。これら竹人形の匠たちは、伝統の技を後世に伝えるため若手職人の指導、育成にも力を入れて後継者を育てている。 |
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(写真は 笹鳴り) |
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