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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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京都市・建仁寺 |
京都五山のひとつで京都を代表する禅刹・建仁寺を訪ねた。800年の歴史を持つ禅寺で、禅の心を教わり、禅寺特有の境内の雰囲気と心を和らげる庭、寺に伝わる美術品などを観賞しながら、静寂なひとときが過ごせる。境内から一歩外へ出れば京都花街のひとつ、祇園の茶屋が軒を並べる繁華街。あまりにも対照的な環境に「なぜ、こんな所に厳しい修行をする禅寺が…」と思う人もいるかも知れない。 |
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勅使門の北の三門は「御所を望む楼閣」との意味から「望闕楼(ぼうけつろう)」と名づけられている。楼上には釈迦如来像と迦葉(かしょう)、阿難(あなん)両尊者像、十六羅漢像が祀られている。 |
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(写真は 入定塔) |
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広く大きく造られた法堂の鏡天井は、建立以来、長らく素木(しらき)のままであったが、平成14年(2002)に創建800年を記念して、小泉淳作画伯が全霊を込めて筆を揮い、迫力満点の「双龍図」が天井に描かれた。 |
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(写真は 「双龍図」(小泉淳作 筆)) |
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潮音庭の西南隅の樹木の中に立つ七重の石塔は、織田有楽斎が兄・信長追善のために建てた供養塔。徳川幕府の時代には開山塔の溝の底に隠されていたが、明治31年(1898)になってこの庭の隅へ移された。 |
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(写真は 「生々流転」(橋本関雪 筆)) |
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建仁寺の方丈や開山堂などの襖絵にも素晴らしいものが多い。開山堂客殿には江戸時代後期の画家・原在中の襖絵「松鶴図」「白梅群禽図」や杉戸画「孔雀図」」「瀧図」、江戸時代中期の画家・加藤文麗の襖絵「龍虎図」などがある。 |
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(写真は 「松鶴波図」(原在中 筆)) |
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こちらもお茶にゆかりの深い塔頭として知られ織田有楽斎が再興した正伝永源院。古くは正伝院と永源院は別の塔頭寺院だったが、統合して正伝永源院と称されるようになった。 |
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(写真は 織田有楽斎像) |
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