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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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兵庫・多可町 |
兵庫県のちょうど中心部に位置する北播磨の多可町は、平成17年(2005)11月に中町、八千代町、加美町が合併して誕生した。中国山脈の山地にあり、澄んだ空気と気候、豊かな自然が産む酒米「山田錦」の産地として知られている。また優れた和紙・杉原紙の産地でもあり、これらの特産品が誇りである。 |
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こうして生まれた「山田錦」は全国の酒造地へ出荷されて、酒米の王様の地位を築いた。しかし山田錦は倒れやすく、病虫害に弱いなどで栽培が非常に難しい。このため機械化農業には不向きとあって、一時、栽培が低迷した時期もあったが、吟醸酒、純米酒など高級酒が持てはされるようになり、再び栽培が盛んになった。 |
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(写真は 山田勢三郎頌徳碑) |
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鍛冶屋線の終点の鍛冶屋駅舎は往時の面影をとどめながら鍛冶屋線記念館となっている。当時の改札口がそのまま残され、待合室には時刻表や運賃表、タブレット、車掌の制服、切符を切るハサミや切符などの資料が展示されている。 |
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(写真は 気動車キハ30) |
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翠明湖畔の北西に平安時代の武将で、当時この地の領主で歌にも秀でていたことでも知られる源頼政が、菅原道真を祀ったと言う天神社がある。樹齢数百年と言われる杉木立に囲まれた天神社には、神秘的な雰囲気が漂っている。 |
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(写真は ひょっとこ) |
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竜ヶ滝から少し登ったところにクリンソウの自生地がある。日本産のサクラソウの中で最も大型のもので、春に開花する白色または紅紫色の花が5〜7段になって咲き、仏塔の上の九輪に似ていることからこの名がつき、今は貴重な品種になっており地元の人たちが保護、育成に努めている。 |
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(写真は 竜ヶ滝) |
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昭和41年(1966)「杉原紙発祥之地」の石碑が建立されたのをきっかけに、昭和45年(1970)かつて杉原紙の紙漉きをした老人たちが中心になって、半世紀ぶりに杉原紙の紙漉きの技法が再現された。2年後の昭和47年(1972)には町立杉原紙研究所が設立され、原料のコウゾの栽培から紙漉きまでを一貫して行う本格的に杉原紙の再興に乗り出した。 |
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(写真は 杉原紙) |
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