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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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京都市・智積院 |
京都・七条通の東端、東山の山麓にある真言宗智山派総本山・智積院(ちしゃくいん)は、国宝の障壁画、国の名勝に指定されている庭園が有名である。今回はこの障壁画や庭園、境内の諸堂を紹介する。 |
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京都の寺を転々としていた玄宥僧正だったが、関ヶ原の戦で天下を掌握した徳川家康から京都・東山の豊国神社の土地の一部と建物を与えられ、ここに念願の智積院を再興した。玄宥僧正が紀州の根来寺を出てから16年後にその念願がかなえられた。 |
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(写真は 玄宥僧正) |
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境内北東にある大師堂は真言宗開祖の弘法大師・空海像が安置されているお堂。寛政元年(1789)江戸・浅草の宝持院真融法印の寄付金300両を基金として、他の末寺の寄付金などで建立された。 |
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(写真は 不動明王) |
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智積院には長谷川等伯一派の作品としてこのほかに「松に秋草図」「松に黄蜀葵(とろろあおい)図」「松に梅図」「松に立葵図」が、客殿風にしつらえられた宝物館に展示され、一般公開されている。「桜図」「楓図」と合わせていずれも国宝に指定されている。 |
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(写真は 「松に秋草」) |
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庭園には歩く庭、立見の庭、座っての庭があるが、智積院の庭は大書院に座って見る庭。庭の池が大書院の縁の下に入り込んでいるのが特徴で、まるで水の上で平安時代の寝殿造の泉殿(いずみどの)か釣殿(つりどの)に座しているかのような心地がする。 |
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(写真は 刈込) |
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この「婦女喫茶」が描かれた部屋のほかに「松桜柳」がもう1室に描かれている。中央の1室には「茄子に鶏」「流水に鳶」「朝顔に鶏」の三題が軽妙でさわやかなタッチで描かれている。 |
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(写真は 「松桜柳」) |
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