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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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金剛山、大阪・千早赤阪村、奈良・五條市 |
大阪府と奈良県にまたがる金剛山とその麓の大阪府千早赤阪村や奈良県五條市には、南北朝時代の南朝に関わる史跡や伝承が多い。今回は樹氷が美しい金剛山と南朝に関わった楠木正成や南朝の史跡を中心に探訪した。 |
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金剛山頂上からの眺望は素晴らしく、六甲山や淡路島から紀泉葛城山系、大峰山系の山並みなど360度の大パノラマが楽しめるほか、四季を通じて野草の花が咲き、多くの野鳥のさえずりも耳にできる。ロープウェイの金剛山駅近くには千早赤阪村営の宿泊施設「香楠荘」もあり、泊まりがけで自然や夜空を楽しむこともできる。 |
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(写真は 金剛山頂(奈良・御所市)) |
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悲願だった建武の中興も長続きせず2年後、天皇を裏切った足利尊氏を一時は九州まで敗走させたが、尊氏が諸国の不平武士らを集めた大軍で攻め上ってきた。この尊氏軍を正成は湊川で迎え撃ったが、衆寡敵せず湊川の地(現湊川神社)で弟の正季(まさすえ)と「七度人間に生まれて朝敵を滅ぼそう」と七生報国を誓い合って刺し違え、42歳で波乱の生涯を終えた。 |
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(写真は 楠木正成 桜井駅画) |
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寒さが厳しく、水のきれいな金剛山麓では昔から豆腐作りが盛んだった。千早城跡のすぐ下、金剛山登山口にある「豆腐のまつまさ」では、昔ながらの製法にこだわった豆腐を作り続けている。金剛山への登山者が登山土産に買い求め、これら登山者らの口コミで金剛山麓の山の豆腐として知られるようになった。 |
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(写真は 豆腐御膳) |
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堀家には南朝ゆかりの数々の宝物が伝わっている。後醍醐天皇から賜った日本最古の日の丸の旗をはじめ一節切笛、天目、後村上天皇宸筆と伝えれる三社神号旗、楠木正行が陣鐘とした古鐘、駅鈴などがある。 |
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(写真は 駅鈴(賀名生の里歴史民俗資料館)) |
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こうした古い町家を活用しているのが「大和五條まちや館」である。旧辻家住宅の建物そのものを展示物として公開おり、土間にどっかりと据え付けられたかまどや、2階への階段の下に箱状の物入れが設けられた箱階段など、風格ある町家の雰囲気を今に伝えている。 |
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(写真は 大和五條まちや館) |
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