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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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京都市・北野界隈 |
北野天満宮境内に梅の花の香が漂うようになると、京都に春が訪れる。さらに桜花爛漫の春となり、京都は春の観光シーズンたけなわとなる。今回は梅見物や合格祈願でにぎわう北野天満宮やその界隈の早春の風景をスケッチした。 |
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早咲きの梅は正月明けからつぼみを膨らませ、ぼつぼつ咲き始める。2月に入ると境内の梅苑が公開され、2月下旬から3月中旬までが最も美しく咲きそろう見ごろの時期となり、毎年2月25日の道真の命日には梅花祭が行われる。 |
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(写真は 梅苑) |
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餅と言えばもち米を使って作るものとほとんどの人が思っているが、もち米が貴重だった時代の庶民たちは、雑穀の粟を混ぜてもちを作った。こうした素朴な味が天神さんの参拝者の心をつかんだのであろう。粟は全国から集めているが、最近は粟を作る農家が少なくなり手に入れるのに苦労する。「品薄で値段も値上がりしているが、昔からの定番の商品だけに値上げもできず困っている」と藤森さんは言う。 |
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(写真は 粟餅) |
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「くろすけ」の建物は上七軒で4代続いたお茶屋・吉田屋の建物をそのまま利用しており、よき時代の雰囲気とともにアイデアを凝らした豆腐料理が味わえる。 |
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(写真は 季節の昼食 春朧) |
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上七軒の舞妓、芸妓にとって最大のイベントは毎年春の「北野をどり」。第56回を迎えた2008年も4月15日から25日まで上七軒歌舞練場で幕を開けるので、今は総仕上げの稽古に舞妓、芸妓たちは余念がない。このほか6月の京都5花街合同歌舞大会、秋のおさらい会の温習会がある。毎年、菅原道真の命日の2月25日に北野天満宮で行われる「梅花祭」にはお点前を披露するなど、お座敷に出るほか多忙な毎日を送っている。 |
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(写真は 上七軒 歌舞練場) |
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昼食時、近為の奥座敷で坪庭を眺めながら、美しく盛られた10種以上の漬物で、ご飯をいただくお茶漬け席はまさしく京の味と言える。最初に先付けとして漬物で巻いた一口大のすしがテーブルに。巻く漬物は季節によって変わり、漬物の香りと味がすし飯にほどよく移り上品な味となっている。続いて出るこの店の名物の柚こぼしやキュウリのシソ漬などは番茶によく合う。丸餅の京風雑煮は柚の香りがよい。 |
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(写真は お茶漬席) |
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