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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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大阪・島本町、京都・大山崎町 |
大阪府と京都府の境を挟んで隣り合わせている島本町と大山崎町は、天下分け目の天王山の麓にあり、東には桂川、宇治川、木津川の三川が合流している景勝の地である。昔から交通の要衝として知られ、現代もJRの東海道新幹線、東海道線、阪急電鉄京都線、名神高速道路がひしめくように走っている。史跡や古社寺も多く、旧西国街道沿いには往時をしのばせる古い民家も残る両町を訪ねた。 |
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水無瀬御影堂は明治6年(1873)に水無瀬宮となり、第1皇子の土御門天皇、第3皇子の順徳天皇を合祀、昭和14年(1939)に水無瀬神宮となった。 |
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(写真は 離宮の水) |
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JR東海道線山崎駅近くの旧西国街道沿いにある関大明神社は、古代の山崎の関の跡に創建されたとされているが、その時期は不明である。平安時代に関が廃止され、跡地に貴族や官人の宿泊施設の関戸院が設けられ、後に関守神か辻神を祀ったのが起こりとされている。 |
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(写真は 関大明神社) |
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社宝の高さ36cmの聖徳太子七歳像は、平安時代中期の貞観年間(859〜77)の作と見られており、大阪市立美術館に寄託されている。 |
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(写真は ツブラジイの巨樹) |
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山頂近くの酒解(さかとけ)神社は延喜式内社に列する乙訓地方では最古の神社。祭神の牛頭天王(ごずてんのう)の天王から天王山の名が生まれたと言われている。本殿前の板倉の神輿(みこし)庫(国・重文)は、鎌倉時代の建築と言われ、現存するわが国最古の板倉の建物である。 |
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(写真は 神輿庫(酒解神社)) |
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境内の閻魔(えんま)堂には閻魔大王像(国・重文)と4体の眷属像(国・重文)が安置されている。閻魔様は死者の生前の行状を裁き、極楽と地獄の行き先を決める冥界の裁判官として一般には知られているが、それだけでなく衆生の煩悩の根源を取り除く実に慈悲深い方だと言う。 |
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(写真は 閻魔大王と眷属御影) |
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