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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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姫路市 |
ユネスコの世界文化遺産に登録されている国宝・姫路城は姫路市のシンボルでもある。今も播州地方の経済、文化の中心都市となっている姫路市の顔としての姫路城は市民の誇り。今回は姫路城を中心にその関わりなどを探索した。 |
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姫路城は外観の美しさに比べ、内部は外敵の襲撃に備え籠城もできる城郭本来の設備がいたるところに施されている。これは関ヶ原の戦い以後、豊臣秀吉恩顧の西国大名の動きに備えたもので、城内に一歩足を踏み入れると塀や櫓で通路が迷路のようになっており、白漆喰総塗籠めの壁や塀には鉄砲や矢を射かけるための、長方形や正方形、丸形、三角形など狭間(さま)が開けられているなど、臨戦態勢の固い備えがある。 |
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(写真は 千姫(弘経寺 蔵)) |
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大天守や櫓を支える石垣も美しい。姫路城で一番高い帯の櫓の石垣は約25mあり、扇を開いたような形の曲線を描いている。下部が緩く上部は垂直に近い傾斜の曲線となっており、上部からの圧力に耐え、敵がよじ登ってくるのを防ぐ役目を果たす。石垣の石にも灯籠の石や五輪塔、宝篋(ほうきょう)印塔の石が使われたり、貧しい老婆が寄付した石臼は「姥(うば)が石」と呼ばれて名物になったいる。 |
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(写真は 挟間) |
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郷土ゆかりの美術作品と主に近現代美術作品を展示する館内は、落ち着いた照明とゆったりとしたレイアウトのギャラリーで美術作品が鑑賞できる。約1700点を超える収蔵品は、ベルギーの画家・ポール・デルヴォーの作品のほか、ピカソ、ムンク、ロダンや兵庫県ゆかりの洋画家・小磯良平、版画家・横尾忠則らの作品もある。これらの収蔵品は常設展示室、企画展示室で順次展示されている。 |
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(写真は 花咲くプラムの木 |
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また昭和の大修理の際に大天守の壁の中から、池田輝政が築城した当時のものと見られる揚羽蝶(あげはちょう)紋瓦と桐紋瓦が見つかったが、どのようなところに使われたか不明なため「幻の瓦」と呼ばれた。この幻の瓦も4分の1に縮小した複製品を義一さんが作り、姫路の土産品として販売している。 |
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(写真は 色塗り) |
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この油菓子製造技術を習得した藩士が、その製法を城下町で広め、これが姫路の特産駄菓子の「油菓子・かりんとう」となり、今も全国シェア60%を占めている。昭和時代初期までは市内博労町に駄菓子業者が軒を連ねるほどのにぎわいを見せていた。 |
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(写真は 金岡製菓) |
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