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月〜金曜日 18時54分〜19時00分 |
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和歌山市 |
徳川御三家の紀州藩和歌山城の城下町・和歌山市には、紀州徳川家の史跡や徳川家ゆかりの社寺が多い。今回は和歌山城を中心にこうした史跡や社寺を訪ねてみた。 |
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頼宣が天守閣北西の西の丸御殿に築いた西の丸庭園は、紅葉の美しさから紅葉渓(もみじだに)庭園と呼び親しまれてきた。虎伏山の地形の起伏と内堀の水を巧みに利用し、緑豊かな堀池の中の木造宝形造の鳶魚閣(えんぎょかく)や巨大な舟石が浮かぶ池など、変化に富んだ眺めは町の中にあっても静寂が味わえる名園である。 |
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(写真は 御橋廊下) |
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漆塗りの本殿をはじめ拝殿、石の間、楼門など7棟の建物は、江戸時代初期の代表的建築として国の重要文化財に指定されている。このほか国の重要文化財に指定されている鎌倉時代の多くの太刀や家康の具足などを含めた武具、書画、陶器類などの社宝が多く、これらは宝物庫に保存されている。 |
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(写真は 左甚五郎作欄間) |
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観海閣に対面している紀三井寺や名草山が静かな海面に映る眺めに頼宣も満足したであろう。また観海閣から和歌浦に沈む夕日、和歌浦の海の上に輝く月の眺めは、和歌浦ならではの風情と言える。 |
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(写真は 海禅院多宝塔) |
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和歌山市の中心部から東へ離れた郊外にある阿弥陀寺の本堂(和歌山県指定文化財)は、寛永9年(1632)初代藩主・頼宣が、兄の徳川幕府2代将軍・秀忠の菩提を弔うため和歌山城の南方の大智寺に建立した霊屋(れいおく)である。明治維新後に大智寺が廃寺となったため、明治4年(1871)に阿弥陀寺の本堂として移築された。 |
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(写真は 阿弥陀寺) |
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園内が一望できる高いところに建っている簡素な数寄屋造の養翠亭には、御座の間など十数室の部屋がある。御座の間に通じる廊下は左斜め登り御廊下と言う特殊な構造になっており、貴重な遺構とされている。御座の間の後方にある表千家・了々斎作の茶室・実際庵は茶人らが興味を引く茶室である。 |
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(写真は 左斜め登り廊下) |
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