2014年3月15日(土) 夕方4時55分〜5時25分
今年は建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ没後50年となります。
ヴォーリズは日本で数多くの西洋建築を手がけ、その数は約1600にも及びます。特に、ヴォーリズが活躍した拠点、滋賀県近江八幡市には20軒余りが現存、ヴォーリズ建築を散策する絶好の場所となっています。
「近江八幡は世界の中心」との思いで近江八幡を深く愛したヴォーリズはキリスト教の伝導と共に、住宅、学校、医療施設など様々な建築を手がけました。
番組では、旅人・八塚彩美アナウンサーが近江八幡市を訪れ、ヴォーリズ建築の内外を見学し、建築にまつわるエピソードを織り交ぜながら建物を紹介します。また、ヴォーリズの志を受け継ぐ人々にご案内いただき、ヴォーリズ建築の魅力に迫ります。
案内:道上洋三
旅人:八塚彩美
語り:高野純一
今回の旅の舞台・近江八幡は、西暦1585年(天正13年)
豊臣秀吉の甥、秀次によって造られた城下町です。
八幡堀はいかにも城下町らしい落ち着いたたたずまい。
実際、髷を結った人が歩いていても
不思議ではないような気がします。
ここは近江兄弟社学園の一画にあるハイド記念館。
白い壁に赤い屋根が可愛いですね。
この建物はもともと幼稚園で、ヴォーリズの奥さん、
満喜子夫人が園長先生をつとめていたそうです。
ハイド記念館内
今回の旅の主役、ヴォーリズ夫妻の写真の前で。
ウォーターハウス記念館は1913年(大正2年)に建てられ
ヴォーリズの伝道スタッフ、ウォーターハウス氏が
家族とともに暮らしていました。
クラブハリエの発祥はここ近江八幡。
クラブハリエの特別室は、昭和11年に建てられた
ヴォーリズ建築の二階建て住宅の中にあります。
クラブハリエの名物といえばバームクーヘン。
その焼きたてを味わうのは夢でした。
しかも、あこがれのヴォーリズ建築の中でいただけるなんて!
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