歴史街道〜ロマンヘの扉〜


今年も放送決定!

歴史街道スペシャル
「京の札所めぐり〜西国巡礼1300年〜」

10月6日(土) 午後3時55分〜4時25分 放送

ご案内
道上洋三

旅人
太田奈緒(AKB48チーム8)
八塚彩美(ABCテレビ アナウンサー)


歴史街道スペシャル
〜築城410年 彦根城と井伊直弼〜

2017年10月8日(日) 夕方4時55分〜5時25分

今年、築城410年を迎えた国宝「彦根城」。

徳川譜代筆頭である井伊家の居城で、現代も創建時の天守がそびえ建つ「彦根城」。

この煌びやかな装いを誇る名城は美しいだけではありませんでした。
数ある城郭の中で屈指の防御力を誇ると言われる「彦根城」。
それは、どのような構造になっているのか?

また、「彦根城」を居城とし、三世紀に渡り、湖国の自然と共生する文化を創造し、藩主として、この地を治めてきた井伊家とは?
そして日本を開国に導いた13代彦根藩主 井伊直弼とは、どのような人物だったのか?

今回は、「彦根城」とその城下町、そして「天寧寺」を訪れ、井伊一族の史実をたどります。

案内・語り:道上洋三
旅人:柴田博・八塚彩美 (いずれもABCアナウンサー)


大手門
彦根城の現在の正門は
「表門」となっているが、
当時は「大手門」であった。
築城当時は敵方の大坂城の方角に
大手門を作り、豊臣氏の攻めに備えた。
写真は大手門橋。

大堀切
大手門から攻めて来ても、
表門から攻めて来ても、
ここに来ることとなる。
山を削った人口の谷。
上から矢や鉄砲を浴びせられたら、
ひとたまりもない。
ここを切り抜けても「天秤櫓」に通じる頭上の橋を渡らなければ、
天守には近づけない。

天秤櫓
左右に櫓を設けて
天秤のように見えることから
天秤櫓と呼ばれる。
橋の手前の鐘の丸は
天秤櫓からはいちばん見通しが良く、
攻め入る敵を攻撃。
また、いざとなれば橋を
落とすこともできた。

天守
城下から見上げた時の優美さを
意識して造られている長方形の天守。
切妻破風、千鳥破風、唐破風と言った様々な破風を組み合わせ、
禅宗寺院のような花頭窓、
高欄付の廻縁を装飾に用い、
また飾り金具を配して壮麗さを演出。

玄宮園
太平の世が訪れたことを
感じさせてくれる広大な池を中心に島や入江に架かる橋など、変化に富んだ
回遊式の庭園となっている。
内堀や中堀と同様に琵琶湖の水が
引き入れられ、舟遊びなどが催された。

彦根城博物館
城内の表御殿の跡地に、
その復元をかねて建てられた。
9万点を超える収蔵品の中でも
特に目を引くのが甲冑や馬印、
また刀剣などの武具や武器の数々。
また、一方で代々の当主は
武家の教養として、
茶道や能楽をはじめ、
雅びな芸術を嗜んだ。

天寧寺
井伊直弼が暗殺された時、
乗っていた駕籠の中に敷かれていた
座布団を特別に見せていただいた。


◆歴史街道とは

関西は「歴史・文化の宝庫」として世界に誇れる地域です。歴史街道では、日本の歴史文化の魅力を楽しく体験し、実感できる旅のルートとエリアを設定しました。伊勢・飛鳥・奈良・京都・大阪・神戸といった主要歴史都市を時代の流れに沿ってたどる「メインルート」と各地域の特徴をテーマとして活かした3つの「ネットワーク」です。

歴史街道計画では、これらのルートを舞台に
「日本文化の発信基地づくり」
「新しい余暇ゾーンづくり」
「歴史文化を活かした地域づくり」

の3つの目標を掲げ、その実現を目指しています。

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