Story
ストーリー
Episode.8
今の私の、本当の言葉
サブスク彼女を終わりにするとコースケ(望月歩)に伝えようとしたトモ(紺野彩夏)。その矢先、なーちゃん(寺本莉緒)から「コースケくんからひどいことされた」と衝撃的なメッセージが届く!慌てて駆け付けたトモに、なーちゃんは「コースケが自分を選んでくれない」と思いもよらない話を切り出す。
これまでいつも“誰かのモノ”を手にするために行動して、そのたびに“選ばれてきた”なーちゃんは、コースケから“選ばれなかった”理由が分からないという。なーちゃんは自分とは違う意味での“都合よく使われる女”だったと気付き、言葉を詰まらせるトモ。コースケから選ばれたことを責め立てるなーちゃんに対し、トモは謝ることしかできない。
そんな中、サブスク彼女を終わらせてトモへ思いを告げようと決意するコースケがいた…。そして、ヨリ(内藤秀一郎)とスミレ(逢沢りな)もまた、サブスク彼女を通して、こじらせた思いと向き合っていく…。
ただただ「普通に愛されたい」と願っていたトモが、“自己保身”のために思いついたサービス「サブスク彼女」がもたらしたものとは…?トモ、なーちゃん、スミレ、それぞれのこじらせた恋愛観の行方は…!?
Episode.7
大丈夫になって、いいよね?
トモ(紺野彩夏)からの音沙汰がないまま、所持金も残りわずかとなりピンチなコースケ(望月歩)。そんな折、以前にお薬代を立て替えていたなーちゃん(寺本莉緒)にお金を返してもらうべく会うことに。だが、なーちゃんはコースケを彼氏にしたいという思いから自宅へと強引に招き入れる。コースケは、無防備な部屋に目のやり場に困りつつも、連絡の付かないトモについて何か知っているか尋ねるばかり。すると、なーちゃんは突然スイッチが入ったように「コースケくんは“まだ”私の彼氏でしょ?」とコースケに詰め寄って…!
トモからの“サブスク彼女終了”を聞いたスミレ(逢沢りな)は、ヨリ(内藤秀一郎)と最後のデートへと向かっていた。その一方で、トモは“サブスク彼女”を終わりにすると決めたものの、コースケに伝えるタイミングに悩んでいた。なーちゃんやスミレ(逢沢りな)に掛け合ってまで、真剣に付き合いたいと思ってくれているコースケの気持ちを理解しながらも、その気持ちが本物なのか信じ切れないトモ。
コースケの好きは、“永遠に続く好き”なのかな…。
偶然見つけて購入したカセットプレイヤーの使いづらさから「サブスクだったらタップ一つで次の曲が聴けるのに」と、便利なサブスクサービスにこじらせた自分を重ねるトモ。そんなことを考えていた矢先、トモのスマホに元彼のカズキ(柾木玲弥)からメッセージが届いて…。
Episode.6
「本当の好き」がほしいよ
コースケ(望月歩)はトモ(紺野彩夏)が始めたサブスク彼女を終わらせるため、共に活動しているなーちゃん(寺本莉緒)にサービスをやめてもらうよう相談に向かった。話を聞いたなーちゃんは、トモがコースケから一途に思われていることを知り、自分と同じ“愛されない”側の人間だと思っていたトモへの嫉妬心を抱いてしまう。その一方で、コースケが自分に対しても優しく接してくれる愛情の深さに触れたなーちゃん。やがて、大切にしてくれない彼氏のヨリ(内藤秀一郎)ではなく、自分を気遣ってくれるコースケを手に入れたいと密かに願うように・・・。
なーちゃんの心境の変化に気付くはずもないコースケは、サブスク彼女終了に向けて邁進。なーちゃんやスミレ(逢沢りな)とはサブスク彼女を終わらせることで話を付けたと半ば強引に“サブスク彼女終了はトモ次第だよ!!”と決意のメッセージを送信する!
コースケからのメッセージを受け取ったトモは、どこかホッとしている気持ちに気付く。みずから始めた身勝手なサービスを終わらせ、巻き込んでしまったなーちゃんやスミレに謝ろうと2人を呼び出す。こうしてサービス開始後、初めての対面となったトモ、なーちゃん、スミレは、それぞれお互い探り合うように会話を始めて・・・。
Episode.5
ずうずうしい女
仕事もプライベートもパッとしない日々を送るヨリ(内藤秀一郎)は、“サブスク彼女”に追加されたスミレ(逢沢りな)を知り、初対面でラブホテルへ。ヨリは意のままにスミレをリードしようとするが、一枚も二枚も上手なスミレの言動に思うようにならない。トモ(紺野彩夏)やなーちゃん(寺本莉緒)とは違い、割り切った考えのスミレに対して、ヨリは興味を掻き立てられていく。
一方で、トモはコースケ(望月歩)を振り回していることに罪悪感のようなものを覚えながらも、自分のわがままをすべて受け止めようとする必死なコースケの姿に心が揺れはじめていた。だが、コースケとスミレのキス写真を見てしまい…。トモは自ら作った“サブスク彼女”のルールだと分かりつつも、恋に傷ついてしまう“身勝手な感情”にうんざりするばかり。
そんな中、トモのもとに“サブスク彼女”に興味を持ったというれいにゃ(高梨優佳)から連絡が。れいにゃはトモの話を聞きながら、都合のいい女から抜け出したいと考えつつも“サブスク彼女”になったところで自分自身が変わることができるのか…という疑問も感じていた。そんなれいにゃの疑問を投げかけられたトモ。“サブスク彼女”を始めながらも、結局は傷つき都合のいい女から脱却しきれていない自分自身の姿が頭をよぎり、言葉を詰まらせてしまう。
Episode.4
私の本性見にくる?
“サブスク彼女”に加わったスミレ(逢沢りな)のセクシーな誘惑に負けてしまい、拒絶しながらもキスしてしまったことに落ち込むコースケ(望月歩)。そんなコースケのもとに、トモ(紺野彩夏)から「これからうちで別の彼氏とセックスするよ。私の本性見に来る?」という衝撃的なメールが届く…!コースケは、スミレとキスをしてしまったことに対して“バチが当たった”と自分を責めつつも、いてもたってもいられず猛ダッシュでトモの自宅へと向かう。
コースケにメールは送ったものの、本当に家まで駆け付けてきたコースケに対し、驚きを隠せないトモ。だが、それでもヨリ(内藤秀一郎)とのデートは継続し、ヨリに見つからないように、コースケを自宅のクローゼットに押し込めるのだった。混乱するコースケは、息を殺して二人の様子をのぞきながら、トモのメールの意味を必死に考えるばかり。そんな中、目の前でイチャつき始めた二人の姿にコースケは…。
一方で、コースケが家まで来てくれたことに嬉しさを感じていたトモ。ところが、またもこじらせた思いから「これでちゃんとコースケに軽蔑される」と、コースケがクローゼットからのぞいていることを知りながら、ヨリとのセックスに覚悟を決める…!?
Episode.3
好きにならずに済むっていう安心感
商社の営業職として働くバリキャリ女子・スミレ(逢沢りな)は、男性社会が根強く残る仕事環境と言い寄ってくる男性の“浅さ”に辟易していた。そんな中、サブ垢のSNSに「サブスク彼女やりませんか?」というDMが届く。興味を持ったスミレは、トモ(紺野彩夏)と会い“男性に搾取される恋愛”という言葉とトモのひたむきさに想わず興味が沸き、サービスを加わることに。
トモはさっそくスミレをコースケ(望月歩)に紹介しデートを斡旋。しかし、トモと普通に付き合いたいと思っているコースケは、「彼女にはできません。すみません」と会うまでもなくスミレに対して断りのメールを入れるのだった。
会ってもいないのにメールで振られたスミレは「告白もしていないのに何様なわけ!?」と逆上しながら返信しつつコースケと会う約束をこぎつける。動揺するコースケは、トモが一途に好きなことを打ち明けるのだが、スミレは年下でピュアなコースケの反応がたまらない。“相談役としての彼女”になることを提案し、大人の魅力でコースケに迫るのだが…。
一方のトモは“サブスク彼女”のサービスを前のめりで契約したヨリと初デートへ。なーちゃんが思いを寄せるヨリとの、割り切った恋愛だと頭で理解しながらも、トモの内心にはさまざまな思いが駆け巡り…。
Episode.2
選びたいホーダイだもんね
トモ(紺野彩夏)は、幼なじみのコースケ(望月歩)と“サブスク彼女”として契約しお付き合いを始めた。混乱するコースケに対して、トモはSNSで知り合い一緒に“サブスク彼女”を始めたなーちゃん(寺本莉緒)を紹介する。
トモに言われるがままにトモとなーちゃんの2人の“彼女”と付き合うこととなったコースケ。だが、トモに対して一途に恋心を寄せるコースケは、一刻も早くこの突飛な“サブスク彼女”をやめさせて、トモと普通に付き合いたいと説得するのだが、トモは頑なに聞く耳を持たず…。
一方で、なーちゃんは思いを寄せる劇団員のヨリ(内藤秀一郎)に、自分が“サブスク彼女”であることを伝える。体だけは求められながらも、愛情を感じられないでいたヨリに「“サブスク彼女”なんて変だよ」と、言ってもらいたかった――しかし、そんな本心とは裏腹に、ヨリは“サブスク彼女”というサービスに興味津々。なーちゃんは内心では心を痛めながらもトモを紹介するのだった。
Episode.1
私からサブスク彼女になってあげる
彼女のいる男性ばかりに好かれる女子大生のトモ(紺野彩夏)は、本命の彼女がいながらも“エモい恋愛”を求めてくる男性たちと、そんな相手に都合良く利用されてしまう自分自身に嫌気がさしていた。
好きな時に呼び出して、所有はしてもらえない。うんざりする日々の中、トモは月額定額制の”サブスク彼女”というサービスを思い付く。それは、好きな彼女を選び、利用している間は好きな時に会いたい放題。解除すれば彼女を即終了というサービスだ。みずから“サブスク彼女”となったトモはサービスを広めるべく、SNSで自分と同じような境遇の女性を集い、思いつきのままサブスク彼女をスタートさせる。
そんな矢先、トモに対して一途に好意を寄せる地元の男友達・コースケと久しぶりに再会し、告白される展開に!しかし、こじらせた感情で素直になれないトモは「付き合おうよ。でもね、サブスクなんだ、私」と“サブスク彼女”としての契約を提案する――。