TOP MESSAGE

社長メッセージ

  • HOME
  • メッセージ:社長メッセージ

常に「好奇心」を
忘れない人に来てほしい

代表取締役社長
山本 晋也

朝日放送テレビの魅力

「テレビ」の仕事には、いろいろな魅力が一杯ありますが、多くの人々にメッセージを伝えることができるということが一番の魅力だと思います。
それは、放送の一番の使命である「国民の生命と財産を守る」ということであったり、社会に問題を提起できたり、また感動を伝えたりすることができるということです。

テレビはメディアとして、非常に大きな影響力を持っています。それだけにこの力に対して「責任」を持たなければいけません。
このことを理解しないで仕事をすると、ともすれば人を傷つけたりすることが起きてしまいます。

新入社員の皆さんには毎年必ずこのことを申し上げています。テレビにはそれだけ影響力があって、責任を持たなければいけない存在であるということです。いつも入社式の挨拶で、「ぜひ自分に厳しく、人には優しい人間になって下さい」と伝える意味はそこにあるのです。

「朝日放送テレビ」の魅力はどういうところですかと聞かれれば、非常に風通しの良い会社であるところだと思います。
自由に発言・提案できる雰囲気が職場にあるといつも感じています。ひとつの目的に向かって皆で進んでいこうという社風があるんじゃないかなと感じています。
ただ、どんな会社でも、ともすれば縦割りのセクショナリズムに陥りかねません。そのため、これからも組織に横串を通して、より一層風通しの良い会社であり続けたいと思います。

朝日放送テレビが今向き合うべき課題

もう皆さんがすでに感じていることだと思いますが、いまテレビは大きな転換期を迎えています。

その背景には、IT技術の進歩に伴い、生活者のニーズが変化し、それにあわせてデバイスが多様化してきていることが挙げられます。
以前はテレビがメインの出口だったのですが、そのあとにBS放送やCS放送ができ、インターネットができ、スマートフォンがこれだけ普及している。やはり人々の情報を得る選択肢が増えました。テレビやラジオ、新聞といったマスメディアだけが、情報を得る手段ではなくなっています。

特に課題は、インターネットの台頭によって、ネット広告費が毎年大きく伸長しています。昨年度で言うと、インターネットの広告費が地上波の広告費を抜きました。それだけいま、地上波は厳しい環境に置かれています。そういう意味では、いま時代がどんどん変わってきて、テレビに対して求められるものも変わってきています。そういう現実をしっかり受け止めて、対処していかなければなりません。

そのためには、今まで視聴率というひとつの物差しだけでビジネスをしていたわけですが、その視聴率だけではない「新しい価値を伝えるデータ」の整備がこれからのテレビに求められています。テレビの力を自分たちで再認識した上で、ビジネスモデルを変化させながら、「今の視聴者・クライアントから求められるテレビ」に変わっていくということが一番大事で、いま我々はその転換期の真っ只中にいると思っています。

新型コロナウイルスの感染拡大による変化

インターネット広告が伸びてきて、テレビの広告が頭打ちになっている、というのはもう数年前から続いている状況です。その上で、2020年初頭からコロナウイルスの影響が出てきて、世界規模で、社会全体が大きな経済のダメージを受けています。その中でテレビ局も当然のことながら大きなダメージを受けています。しかし、テレビがもつ力というものは、このコロナによって再認識された部分もあると思います。たとえば若い人たちの情報源はインターネットやSNSにシフトしていますが、このコロナ禍で、ネット上でのデマなどの情報が社会の動きに影響を与えました。

そういう状況下で、特に報道に関する番組の視聴率が上がっています。調査をしてみると「信頼できるメディアはテレビや新聞である」と視聴者や生活者が思っているということがはっきりと確認できました。
こういう時代だからこそ、これからもテレビが信頼度のあるメディアとしてしっかりやっていかなければならないわけです。

コロナ禍によって、生活者の日常は大きく変わり、よく言われている「新しい日常」を、生活者はこれから作っていかなければなりません。
生活者もこれから変わっていく中で、テレビが新たに求められることは何なのか。しっかりそれを受け止めて、生活者に今まで以上に「寄り添って」放送していくことが大事になってくるのではないかと考えています。

今就職活動を頑張っている
学生の皆さんへ

これはぜひお伝えしたいのですが、就職が人生のゴールではありません。
入社した瞬間に満足してしまう人もいますが、決して就職はゴールではないんだということです。
人生の大きな節目であることには間違いないのですが、ひとつの通過点というふうに捉えてほしいと思います。

私も学生のときには、そうでしたけれど、自分が何に向いているのかということはなかなかわからないし、正解はないと思います。
世の中は毎日、常に変化しているわけですから、「どこの業種が自分に向いているか」なんてことは、仕事をしてみて初めて気づくことも多々あります。

言い方を変えると、皆そうやって生きていて、自分がどんな仕事に向いているかわからない中、「自分探しの旅」をしているようなものじゃないかなと思います。
そういう意味では、もう会社に入って40年ちょっと経ちますけれど、私もいまだにそうやって自分探しをしているというか、そうやって仕事と向き合っています。

入社してからも、あらゆる仕事があります。そうした仕事をいろいろやっていくうちに、自分が何に合っているのか、自分のやりたいことは何かということが見つかっていくものだと思います。
どうか失敗を恐れずに、チャレンジしていっていただければと思います。頑張ってください。

代表取締役社長山本晋也