2021年3月27日(土) 午後1:55~4:25放送!
・SDGsに取り組む中学1年生の野菜博士が紹介する「知らず知らずのうちに栄養ロス」!
・天竺鼠は不要なモノを再利用し、儲かることに成功した会社をリポート!
・MONKEY MAJIKのメンバーが音楽活動の傍ら取り組む養蜂のSDGs活動とは?
・世界中の飢餓の現場を見て来た戦場カメラマンの渡部陽一は食糧危機を救う未来の最強フードを徹底リサーチ!スタジオでも試食すると…!?
・ゴミ収集の清掃員でもあるマシンガンズの滝沢は正しいゴミとの付き合い方を解説!
そして、パラスポーツのデフフットサルチームを“アジア2位"にまで引き上げた元日本代表監督の奇跡の物語を再現ドラマで紹介する!
実は、SDGsについては、「大人よりも小学生や中学生らティーンのほうがよく勉強している」というからし蓮根。VTRでは、SDGsの活動に取り組むティーン4人を取り上げる。
・小学生向けのプログラミングコンテストで優勝した小学4年生の若き天才プログラマーが開発したSDGsが学べるゲーム
・食品ロスを遊びながら学べるカードゲームを考案した高校生を紹介。
・西川忠志が“カニカニブラザーズ"と呼ばれる兄弟を取材。相生湾に生息するカニを調査し、賞まで受賞している小学6年生と中学1年生の兄弟は、干潟にいるカニ調査の中で、埋め立てにより、たくさんの生物が暮らす干潟が減り、カニも減少していることに気づいたという。さらに、兄弟が警鐘を鳴らす問題とは?
・4人目は、中学1年生の野菜博士・緒方湊さん。史上最年少の小学5年生で野菜ソムリエプロの資格を取得し、多方面で活躍中の緒方さんが先生としてスタジオに登場する。緒方先生が伝えたいのは「野菜から学ぶSDGs」。「食品ロスは、知らず知らずのうちに栄養ロスをしてしまい、取れていたはずの栄養を失っている」という。キャベツの“芯"やピーマンの“種"や“わた"、根菜類の“皮"など、普段調理で捨ててしまう部分の栄養について解説し、その食べ方もアドバイスする。
世の中には様々なSDGsの取り組みがあるが、不要なモノをただ捨てるのではなく、再利用し、お金につなげることに成功した活動を天竺鼠がリポートする。川原は東京の老舗文具メーカーを取材。捨てるしかなかった鉛筆の削りカス(木くず)を再利用し、完成させたモノは年間1000万円を売り上げ、数々の賞も受賞したという。木くずから生まれたモノとは?
一方、瀬下は北海道札幌市のクリーニング屋さんへ。お店の倉庫にはエゾシカのツノがいっぱい!店主によれば、年間3000万円を売り上げるという。ここにあるエゾシカのツノは、農家さんやハンターを助け、日本中の犬が大喜びするのだ。その循環型SDGsの仕組みを解説する。
音楽活動の傍ら、養蜂業を営む2人。聞けば、「ミツバチが世界からいなくなると、世界は食糧危機に陥る可能性がある」という。しかも、ミツバチは減少しているのだ。ミツバチと食糧危機の関係を解説し、「ミツバチが過ごしやすい環境を作っている」と話す2人の活動を紹介する。
世界の食糧不足につながるミツバチの減少。そこで2人はミツバチの数を増やすことに繋がる、私たちができることについて解説。それは「部屋の暖房を2℃下げること」で、部屋の暖房を下げると、CO2の排出量が減少し、地球温暖化の抑制につながり、回り回ってミツバチが増え、その結果、ハチも人間も“みんなハッピー"になるという。そこでスタジオの一同も、“みんなハッピー"に繋がるようなアプローチを発表。なるみは「なんでも受けとめる大きな心」、三戸なつめは「自転車に乗る」、小嶋花梨は「SNSの時間を減らす」と発表するなか、川原は「(2℃といわず)3℃下げる」と発表し、笑いを誘う。
SDGsのテーマのひとつが「飢餓をゼロに」だが、現在、世界では数億人もの人たちが食べ物を十分に食べられず、苦しんでいる。そんな現状を打破すべく、未来の最強フードを研究している人物を渡辺が取材。徳島県鳴門市にある会社で渡辺が目にした“地球の救世主"は、コオロギだった! なぜ、コオロギなのか!? 食用コオロギ専門のベンチャー企業が取り組むSDGsの活動を紹介する。
これからはコオロギを「美味しいから食べる時代」へ。スタジオでは、料理研究家に作ってもらったコオロギ定食を試食。一同から「エビの味」という声が上がるなか、「コオロギは2度目」という銀シャリ・鰻は「以前よりも味がずっと美味しくて、逆に芸人泣かせ」と感想を。
“芸人"と“ゴミ収集の清掃員"の二足の草鞋を履くマシンガンズ・滝沢が先生になる授業「その捨て方間違ってますよ!地球を救う!素敵なゴミとの付き合い方」。VTRでは、東京23区の可燃ごみ収集をする滝沢の仕事に密着する。知られざる仕事の過酷さに驚く一同。そして、捨てられるゴミを通して見えてきたのは、ゴミ捨ての問題点。正しく分別して捨てなければ、環境問題を生むだけでなく、無駄に税金を使うことにもつながるという。そこで、スタジオではゴミの正しい分別方法を滝沢が解説する。ラニーノーズは「金具だらけの革ジャン」を、小嶋は「化粧品の捨て方が分からない」と、分別法を質問。カンニング・竹山が「加熱式の電子タバコ」について聞くと、「これは清掃員の命に関わるゴミ」と、滝沢が分別の分かりにくいモノの捨て方を説明する。
SDGsの17の目標のひとつに「人や国の不平等をなくそう」があり、濱田のように何らかのハンディキャップを持つ人とともに働いたり、生きていくこともSDGsの大切な理念のひとつ。そこで、パラスポーツのデフフットサルチームを“アジア2位"にまで引き上げた元日本代表監督の奇跡の物語を再現ドラマで紹介する。
デフフットサルとは聴覚障がい者のフットサルのことで、競技中は補聴器を外すことが義務付けられていることから“音のないフットサル"といわれている。9年前、デフフットサル日本代表監督に就任し、それまでアジアで勝ったことすらなかった日本チームを“アジア2位"にまで引き上げた若き指導者が川元剛さんだ。10代の頃はバリバリのヤンキーだった彼が、いかにして日本代表監督となり、アジア最優秀監督に選ばれるまでになったのか? そこには、障害という見えない壁を超えた奇跡の人間ドラマがあった…。