2021年12月27日(月) 午後11:15~深夜0:15放送!
ファイナリスト史上最年長50歳の長谷川雅紀と43歳渡辺隆のおじさんコンビが成し遂げた奇跡!
これまでの長い道のりには何があったのか!?
そしてファイナリストたちもまた、何を追い求めてきたのか?
累計数百台にもおよぶカメラが捉えた映像で彼らの真の姿を紡ぐ!
まだ何者でもなかった漫才師がたった一夜にして人生が激変し、一気にスターダムにのし上がることとなる漫才頂上決戦「M-1グランプリ」。過去最多6017組の中で1組だけが掴める“M-1ドリーム”を目指し、4分間に芸人人生を懸け、心血を注ぎ込んできた芸人たちの苦しみや悩み、そして歓喜…大会期間の半年間のみならず長年追い続けてきたM-1密着カメラ映像で紡ぐドキュメンタリー作品である。
“漫才日本一”の称号と賞金1000万円をかけ、5カ月間にわたって繰り広げられてきた笑いの格闘技「M-1グランプリ2021」。昨年はマヂカルラブリーという我流王者の誕生をキッカケに「漫才か漫才じゃないか論争」なるものが世間に問われた。それに呼応するかのように、今年もコロナ禍が続く状況下ではあるが、我こそはと全国の漫才師たちが名乗りを上げ、史上最多となる6017組がエントリーした。8月から始まった大会は、全国8地区で1回戦がスタート。コロナ禍前の大会と同じく、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝と開催され、勝ち進んでいった漫才師たちは、自分が面白いと思う笑いを貫いて見せた。
今大会の決勝戦は、初出場組が5組という大混戦必至の顔ぶれとなった。そんな中で史上最大の激戦を制し、第17代王者に輝いたのは、ファイナリスト史上最年長50歳の長谷川雅紀と43歳の渡辺隆がコンビを組む錦鯉だった。昨年も決勝戦進出を果たした2人はテレビ出演が激増。そんな中でも漫才への努力を惜しむことはなく、先輩芸人たちのアドバイスを受け、常に「M-1グランプリ」を意識してきたという。若い世代が台頭する中でお笑いを追求する彼らの信念とは一体どのようなものだったのだろうか!?
そしてまた、「M-1」に人生を賭して臨んだ漫才師は錦鯉だけではない。決勝戦初出場を成し遂げた、真空ジェシカ、モグライダー、もも、ランジャタイ、ロングコートダディ、決勝戦の舞台を経験したことのある漫才師インディアンス、オズワルド、ゆにばーす、そしてラストイヤーながら敗者復活戦を制したハライチは、何を思い、何を追い求めてきたのか?そして決勝の舞台で、どのような“4分間”で己を証明してみせたのだろうか?
累計のカメラは数百台で、撮影時間も千時間をゆうに超える。さらに歴代大会の膨大な密着ライブラリの中から1カット1カット丁寧に取材映像を積み重ねたこのドキュメンタリーは、これまでどんな逆境にも決して折れることなく、漫才師としての信念を貫き通してきたM-1戦士たちの真の物語だ。