Story

ストーリー

6限目

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大友聖也(小関裕太)と正式に別れた直後、自身の妊娠を知った笹岡りお(生田絵梨花)は、妹のせり(内海誠子)に打ち明けただけで、学校でも家でも表面上は通常の生活を続ける。ただし、飲酒でのストレス解消は封印。りおの鬱々とした日々に拍車がかかる。
そんなある日、教師にとって「地獄」とされる夏休み中の休暇取得をめぐって、大隈豪(桐山漣)と木元重明(浜谷健司)が激しく衝突。休む権利を主張する豪と、その皺寄せは同僚だけでなく生徒にも及ぶと非難する木元。対して豪は、教師が無理をしなければ成り立たない現状に反旗も翻さず、大人しく泣き寝入りするべきなのかと反論。木元はもとより教職員の大半を敵に回そうとも、一歩も譲らない豪の強メンタルが、今のりおには羨ましく思え…。
3年C組では、夏休み明けに行われる文化祭の催事について、クラス会議が開かれる。無気力な生徒たちと、それを鼓舞しようと躍起な山添快斗(葉山奨之)。そんな中、なんでもいいと言いながら他者の意見に文句を言う生徒が現れ、教室は険悪なムードに。対処すべきりおはどこか上の空で…。
その夜、りおは父の秀樹(高橋克典)から、沢井谷玲奈(茅島みずき)と吉沢誠(田口浩正)の秘密を知らされる…!?

5限目

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沢井谷玲奈(茅島みずき)が吉沢誠(田口浩正)とホテルに入るところを目撃した南田健吾(鈴木仁)は、玲奈への複雑な感情に部活にも身が入らない。そんな健吾へ2年生の小湊茉麻(小栗有以)が再び告白してくるのだが…。一方、沢井谷夏子(鈴木紗理奈)の無理解と経済的苦境から進学を諦め気味の玲奈は、中間テストを欠席。笹岡りお(生田絵梨花)の親身な助言も、玲奈の耳には届かない。
りおの教師生活は相変わらずのオーバーワーク状態。プライベートでも、絶縁中の大友聖也(小関裕太)とついに話し合うことになり、りおの腹痛はますますひどくなる。
そんな中、和泉友蔵(モト冬樹)からの駐輪に関するクレームをきっかけに、生徒たちの足が遠のいていたもんじゃ焼き店が閉店の危機を迎えていることが発覚。中路克博(柳沢慎吾)は、指導として行った生徒への注意喚起が、原因のひとつと分析。学校が訴えられた場合の対策として、裁判で不利になりかねない店への謝罪行為を慎むよう全校に通達する。この決定に、店の常連だった健吾は納得がいかず…。
その夜、スナック「ナツコ」に、吉沢が笹岡秀樹(高橋克典)を伴い来店する。吉沢の目当てはもちろん玲奈。秀樹はそんな吉沢に眉を顰めつつ、玲奈が成人しているかが気になり、夏子に確認するが、適当にはぐらかされてしまう。と、秀樹は店内でりおの名刺を発見し…!

4限目

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吉沢誠(田口浩正)からホテルに呼び出された沢井谷玲奈(茅島みずき)は、金銭と引き換えに大人の関係を迫られる。玲奈の連絡先を吉沢に漏らしたのは、新たな稼ぎ先を探すよう玲奈に強要していた母の夏子(鈴木紗理奈)だ。弟妹や自身の進学のためにも金は欲しい。だが、家に入れた金は夏子が男に貢いでしまう。複雑な思いが玲奈の胸中を駆け巡る…。
学校では、3年C組の生徒がSNSに投稿した迷惑動画が大問題に。世間の注目を浴び、バズらせたつもりの本人たちは一躍スター気取りだが、実際は批判殺到の大炎上。笹岡りお(生田絵梨花)たち教師陣は謝罪対応に追われる。
大木戸光源(小宮璃央)は相変わらず、授業をサボったり人目を盗んでタバコを吸ったり。山添快斗(葉山奨之)は勝次(永井大)の想いを伝え、どうにか光源を更生させようと努力するが…。
一方でりおは、夏子との面談日設定を、改めて玲奈に依頼。玲奈はこれまでの投げやりな態度から一変し、りおの求めに素直に応じる。意外な展開に驚きつつ、一歩前進の手応えを得るりお。ところが、その日の放課後、りおは大隈豪(桐山漣)の秘密を目撃! 新たな問題を抱えてしまう…!?

3限目

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世間はゴールデンウィーク。だが、部活の副顧問を受け持っている笹岡りお(生田絵梨花)に休みはない。教えることが好きで、母・奈緒(田中美佐子)の反対を押し切ってまで就いた教職だったが、今では、家族旅行もできずやりがいを搾取されているとの奈緒の言葉が正論すぎて、りおには返す言葉もない…。
そんなある日、父の秀樹(高橋克典)が好調な企業の社長としてテレビに取り上げられる。番組を見た3年C組の生徒たちは大盛り上がり。その中で沢井谷玲奈(茅島みずき)だけは、スナック「ナツコ」で素性を知らずに接客した相手が秀樹だったことに気づき、一人不安を抱き始める。
一方で保護者たちは、りおが有名企業の社長令嬢と知るや、これまでの態度を一変。三者面談は意外なほどスムーズに運ぶ。そんな中、山添快斗(葉山奨之)の奔走の甲斐あり、大木戸光源(小宮璃央)の父・勝次(永井大)との面談日がようやく決まる。場所は学校ではなく光源の家。裏社会の人間との噂がある勝次との面談には、「絶対に一人で訪問しないように」と中路克博(柳沢慎吾)から忠告されており、りおは緊張の中、快斗と二人で光源の家へと出向く。しかし、そこに勝次の姿はない。二人は渋る光源に、勝次の仕事場へと案内をさせるが、街の雰囲気はどんどんといかがわしくなり…。

2限目

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大友聖也(小関裕太)からのプロポーズを受け、一度は担任を降りる決意をした笹岡りお(生田絵梨花)だったが、生徒たちに励まされ、3年C組の卒業を見届けようと気を取り直す。ところが、その話をするため聖也の部屋を訪れると、衝撃の事実が発覚!
りおは聖也の部屋を飛び出し、ヤケ酒をあおるため、妹のせり(内海誠子)と父の秀樹(高橋克典)に銀座で合流。その直前、生徒の沢井谷玲奈(茅島みずき)にそっくりな女性を見かけるが、これ以上問題を抱えたくないりおは、ついやり過ごしてしまう…。
翌朝、学校には近所に住む有名なクレーマーの和泉友蔵(モト冬樹)が現れる。一方、3年C組に玲奈の姿はなく、大木戸光源(小宮璃央)は遅刻気味に登校。二人とも一人親家庭で、どちらの保護者も三者面談を拒否していた。りおは副担任の山添快斗(葉山奨之)と相談し、それぞれの家庭を訪問することにするのだが、どちらの親にも良くない噂があり、りおはまたしてもトイレに駆け込む状況に…。
次々と難題が降りかかる間、幾度となく聖也から連絡が入るが、りおは無視を続ける。そんなある日、自宅に帰るとそこに聖也の姿が!?

1限目

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笹岡りお(生田絵梨花)はZ世代の高校教師。親の反対を押し切ってまで就いた夢の教職だったが、現場の実態は過酷さを極め、2年目にして退職を考えるほどストレスフルな毎日を送っている。
そんな中、生徒の万引き事件が発生。りおは、面倒ごとに関わりたくない教頭・中路克博(柳沢慎吾)の指名で顔も名前も知らない生徒の迎えに行かされ、被害店主(柴田理恵)から嫌味・小言を嵐のように浴びせられた挙句、家に帰っても誰もいないという生徒に情けをかけたばっかりに、回っていない寿司をねだられ自腹で奢るという理不尽な目に遭う。
りおは、本業の授業以外にやることが多すぎる現状への不満や愚痴を、普段からSNSの裏アカウントに投稿。さらに、なんでも話を聞いてくれる彼氏の大友聖也(小関裕太)に本音を吐き出すことで、これまでどうにかやり過ごしてきた。が、そんな我慢も限界。いよいよ退職を決意し、学園長室の扉を叩く。と、学園長の山城陽子(萬田久子)から、教員に欠員が出たため新学期から3年生の担任をお願いしたいとまさかの逆オファーが…!?これ、絶対に断れないやつ!!