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公演情報

バシュメット&モスクワ・ソロイスツ合奏団
with 木嶋真優

[指揮・ヴィオラ]ユーリー・バシュメット
[ヴァイオリン]木嶋真優
[弦楽合奏]モスクワ・ソロイスツ合奏団

日時 2011年5月21日(土) 14:00 開演 13:00 開場
会場 ザ・シンフォニーホール
料金 A 6,500円 B 5,000円 C 3,000円
一般発売日 2010年12月19日(日)
優先予約日 2010年12月17日(金)
プログラム グリーグ:組曲 「ホルベアの時代より」(ホルベルク組曲)
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 BWV.1041【木嶋】

パガニーニ:ヴィオラ協奏曲【バシュメット】
チャイコフスキー:弦楽セレナード
お問い合わせ先 ABCチケットセンター
06-6453-6000

ユーリー・バシュメット氏からのメッセージ

未曾有の大震災に見舞われた日本の皆さんのことを思い、心を痛める毎日です。
今回の災害は、人間の創造物が、時に我々の手を離れて暴走し、平穏な生活を破壊する脅威と化すことを、改めて思い知らされた出来事でもありました。かけがえのない人を失った被災者の皆さんに、心からのお悔やみを申し上げます。
危険を顧みず、日本を、日本の人々を救うため、放射能という脅威に立ち向かう人々の勇気に、感動を覚えずにはいられません。このような、日本人ならではの献身の精神、徹底された組織力と判断力をもって進めば、あらゆる困難もきっと、必ず、乗り越えられるはずです!私はそう確信しています!
日本史上、のっぴきならない事態のこの時に日本に行く事は、私にとって、とても大きな意味を持ちます。1995年の阪神大震災直後も、私たちモスクワ・ソロイスツは被災された方々のお役に立ちたいと、7日間、大阪で演奏会を行いました。
突然襲ったこの苦難を乗り越えようと、勇気と誇りを胸に闘う人々を見て、日本を愛する気持ちが、これまで以上に強くなりました。
心が惹かれるままに、毎年のように訪れる日本。そこには、多くの友人たちが変わらず私を待っていてくれます。
私の心、私の音楽は、いつも、どんな時も、皆さんとともにあります。

                      ユーリー・バシュメット





今まさに音楽が紡ぎ出されていくような臨場感――
バシュメット&モスクワ・ソロイスツ合奏団
with 木嶋真優


ヴィオラの世界に革命をもたらし、世界を震撼させたユーリー・バシュメット氏。最近では2010年5月、国立ノーヴァヤ・ロシア交響楽団(新ロシア交響楽団)と共に来演、上原彩子さんをソリストに迎えてチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、幻想序曲「ロミオとジュリエット」、交響曲第6番「悲愴」などを披露してくれました。
そのバシュメット氏が1992年結成したのがモスクワ・ソロイスツ合奏団です。古典から現代音楽までレパートリーは幅広く、リヒテル、ロストロポーヴィチ、クレーメル、レーピン、ゴールウェイら錚々たる演奏家と共演しています。モスクワ音楽院大ホールでのデビュー以来、最初の10年間に彼らが行なったコンサートは640回を超え、世界5大陸40カ国以上で行なった演奏旅行のための移動距離は128万キロメートルに達し、実に地球を32周した計算になるとか。
ザ・シンフォニーホールには、ちょうど10年前の2001年2月、バシュメット氏自身が指揮とヴィオラ独奏を行ない、若かりし日の樫本大進さんと共演を果たしています。そのバシュメット氏が率いるモスクワ・ソロイスツ合奏団が今回共演するのは、神戸出身のヴァイオリニスト、木嶋真優さん。ロストロポーヴィチ氏が指揮するサンタ・チェチリア交響楽団、ロンドン交響楽団、バイエルン放送交響楽団との共演、ドイツの有力紙(Frankfurter Allgemeine Zeitung)で「カラヤンがアンネ=ゾフィー・ムターを、マゼールがヒラリー・ハーンを世に出したように、ロストロポーヴィチは木嶋真優を世に出した」と評されました。
そしてステージ後半では、バシュメット氏自身がソリストを務め、手兵モスクワ・ソロイスツ合奏団のメンバーと共に、パガニーニ作曲のヴィオラ協奏曲をお贈りします。バシュメット氏と各々がリサイタルやオーケストラとの共演など個々に活動をしているというメンバーとの完全な意志の疎通によって醸し出される絶妙な調和の雰囲気を、あなたも体感してみませんか?

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