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公演情報

ゲザ&ザ・5デヴィルズ ジプシー楽団
〜「天才」か「奇才」か!? 炸裂する超絶技巧!! 〜

[リーダー&1stヴァイオリン]ゲザ・ホッス=レゴツキ
[2ndヴァイオリン]ライ・サルコズィ
[ツィンバロン]ユリウシュ・チク
[クラリネット]チャバ・ルカチ
[コントラバス]ゲオルゲ・スチ
[ギター&ヴィオラ]ラツィ・オノディ
[ダンス]女性ダンサー

日時 2011年7月2日(土) 14:00 開演 13:00 開場
会場 ザ・シンフォニーホール
料金 A 4,000円 B 3,000円 C 2,000円
一般発売日 2011年2月27日(日)
優先予約日 2011年2月25日(金)
プログラム 【予定される演奏曲目】
モンティ:チャールダーシュ
ディニク:ひばり
ディニク:ホラ・スタッカート
ハチャトゥリャン:剣の舞
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ブラームス:ハンガリー舞曲集 より
ベラスケス:ベサメ・ムーチョ
ハンガリーの伝統フォーク・ソング ほかを予定(曲順未定)
お問い合わせ先 ABCチケットセンター
06-6453-6000

届けよ!民族の魂の叫びを!哀愁と情熱のジプシー音楽傑作選
ゲザ&ザ・5デヴィルズ ジプシー楽団
〜「天才」か「奇才」か!? 炸裂する超絶技巧!! 〜


イタリア語で“ジンガロ”(日本でも大ヒットした騎馬スペクタクルでおなじみ)
ドイツ語で“ツィゴイネルワイゼン”(あのサラサーテの名曲でおなじみ)
フランス語で“ツィガーヌ”(これもラヴェルの名曲です)

これらの言葉の語源は、すべて「ジプシー(ロマ族)」です。
ジプシー音楽と聞いてもピンと来ない人が多いと思いますが、発泡酒の宣伝でおなじみのジプシー・キングス「ボラーレ」を聴くと、その独特なメロディーの特徴が分かるのではないでしょうか?
かつて、中央ヨーロッパを中心に数家族から十数家族で移動生活を送ってきたロマ族(ジプシー)。彼らは“文字の文化”を持たなかったため、民族の記憶を歌や踊りに託し代々伝承していきました。その結果、ロマ族には高度な音楽的能力が備わるようになりました。かつて「ピアノの魔術師」リストがルーマニアでピアノを演奏したとき、楽譜も持たないロマの老ヴァイオリニストがそのメロディーを全てその場で演奏した、といいます。このロマ族の音楽性はロマン派以降の作曲家たちにも影響を与え、サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン(ドイツ語でジプシーの歌)」、ラヴェル「ツィガーヌ」、モンティ「チャールダーシュ」などが、現在も世界中で愛されています。
そんな遥かなるロマ(ジプシー)の歴史を伝承する音楽家がゲザ・ホッス=レゴツキです。その情熱的で、ジャンルにとらわれない自由な演奏は、早くからマルタ・アルゲリッチなど著名な演奏家をも魅了してきました。彼が今回、手兵でもあるザ・5デヴィルスとダンサーを引き連れ、ザ・シンフォニーホールに初登場です。
前述の「チャールダーシュ」、ブラームス「ハンガリー舞曲」などのジプシー音楽から派生したクラシックの定番ピースに加え、ラヴ・ソングの代表として、世界中に知られている「ベサメ・ ムーチョ」や、ハンガリーの伝統フォーク・ソングまで幅広くお届けします!さらにジプシー音楽において重要な役割を占める打弦楽器・ツィンバロンの超絶技巧ソロから、スペインのフラメンコにも影響を与えたという、“踊り”も披露。
文字文化をもたないロマの人々にとって言葉は、過ぎた過去を残すものではなく、また、まだ来てもいない未来を表現するものではありません。大切なのは、“今”。物はあふれているが様々な人間関係に煩わされる私たち日本人と相反するようなシンプルな生き方をするジプシーたち。何からも縛られない「自由」を愛し、数世紀にわたったロマ族の遥かなる旅。その記憶が刻まれた哀愁と情熱のメロディーが、ザ・シンフォニーホールで炸裂します!

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