白鳥の湖」と「海賊」！静と動の対照的な2つの作品を堪能してみませんか？
レニングラード国立バレエ「白鳥の湖」「海賊」


ユーラシア大陸の北部、バルト海沿岸から太平洋まで東西に伸びる世界最大の領土を持つロシア。モスクワに次ぐロシア第２の都市であるサンクトペテルブルクは運河が縦横に巡る美しい街並みを有することから、「北のヴェネツィア」とも言われています。歴史と伝統に彩られた街・サンクトペテルブルクから今年もまたレニングラード国立バレエが来日！
今回の演目は世界で最も人気があり、最高傑作と言われている「白鳥の湖」と情熱と雄大なロマンがテーマの「海賊」の2作品をお届けいたします。
14日公演の「白鳥の湖」は、なんと言っても世界最高峰と絶賛されているレニングラード国立バレエのコール・ド・バレエ（群舞）が見所です！一糸乱れぬ動きで呼吸を合わせて感じる一体感は、何度見ても飽きることはありません！
“悪魔ロットバルトの魔法により白鳥に変えられたオデット姫と恋に落ちた王子ジークフリート。姫を救い出すために王子は永遠の愛を誓います。しかし二人の仲を引き裂こうとする悪魔ロットバルトは王子に誘惑の罠をしかけ、王子はオデットにそっくりなオディールに愛を誓ってしまいます。しかし王子は愛を貫き、オデットを救うために死を覚悟します。果たして二人の結末は…”
チャイコフスキーの優雅な音楽とともに是非お楽しみください。
15日公演の「海賊」は人間のほとばしる情熱と雄大なロマンがテーマです。個性的な踊りもあり、大勢のバレリーナ達が花の輪を手に踊る「花のグラン・パ」の場面での豪華な群舞も美しく、異国情緒が溢れ、大いに楽しめる作品となっています。
“荒れ狂う嵐の中の海難にあった海賊の首領コンラッドとアリ達はそこを通りがかった村の娘メドーラとギュリナーラの二人に助けられ一命を取り留めます。しかし、娘たちは海賊を匿ったことにより奴隷として捕らえられてしまいます。コンラッドは愛するメドーラや仲間を救い出しますが、そこには裏切り者が…”
観るものを飽きさせない身体の躍動美は「海賊」ならではと言えます。
コール・ド・バレエの美しさが大きな魅力である「白鳥の湖」と、身体から溢れる躍動感を感じる「海賊」の全く違った性格の作品を是非、一度ご覧ください！