ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
with 中村紘子
[指揮]アントニ・ヴィット
[ピアノ]中村紘子
[管弦楽]ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
日時 |
2012年2月18日(土) 15:00 開演 14:00 開場 |
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会場 | ザ・シンフォニーホール |
料金 | A 10,000円 B 8,000円 C 6,000円 D 売切れ |
一般発売日 | 2011年9月25日(日) |
優先予約日 | 2011年9月23日(金) |
プログラム | モニューシコ:歌劇「パリア」序曲 ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ベートーヴェン:交響曲 第5番「運命」 |
お問い合わせ先 | ABCチケットセンター 06-6453-6000 |
ショパンのピアノ協奏曲第1番、そしてベートーヴェン交響曲第5番「運命」
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
with 中村紘子
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、1901年創立。フィルハーモニー・ホールの杮落としで、エミール・ムリナルスキ指揮、“パデレフスキのメヌエット”で知られ、後にポーランドの首相兼外務大臣に就任したイグナツィ・パデレフスキのピアノにより、第1回公演が行なわれました。
オーケストラは高い評価を受け、グリーグ、プロコフィエフ、ラフマニノフ、ラヴェル、R.シュトラウス、ストラヴィンスキー、サラサーテといった音楽史に名を遺す音楽家たちが客演しています。
第二次世界大戦中、空爆によりフィルハーモニー・ホールは破壊され、団員の半数以上が亡くなり、オーケストラは活動停止を余儀なくされました。
しかし戦後の1950年、ヴィトルド・ロヴィツキが音楽監督兼首席指揮者に就任、飛躍的な発展を遂げて、1955年に新しいフィルハーモニー・ホールも再建され、“国立オーケストラ”の称号を与えられました。
1956年に始まった音楽祭《ワルシャワの秋》、5年ごとに開催されている《ショパン国際ピアノ・コンクール》をはじめ、ポーランドを代表するオーケストラとして、故国のみならず、世界中でツアー演奏を行なっています。
今回ワルシャワ・フィルと共演するのは中村紘子さん。1959年、第28回音楽コンクールのピアノ部門で第1位特賞を受賞、楽壇にデビューした中村さんの足跡は、そのままワルシャワ・フィルの再興&発展の軌跡と重なります。
中村さん自身ポーランドとも関わりが深く、1965年第4回ショパン・コンクールで第4位入賞、その後1990年から4回に亘り同・コンクールの審査員を務め、またポーランド共和国文化勲章《グロリア・アルティス》ゴールドメダルも授与されました。
ポーランドの古都クラクフ生まれの芸術監督兼首席指揮者アントニ・ヴィット氏と日本のショパン演奏家の魁、中村紘子さんが紡ぎ出す世界にどうぞご期待ください。