この作品と人生を生きてきた…初のベスト・プログラムで魅せる至高のステージ
フレディ・ケンプ　ピアノ・リサイタル
〜ベートーヴェン＆ショパン　ザ・ベスト〜


英国の人気ピアニスト、フレディ・ケンプがザ・シンフォニーホールの開館30周年を記念して、この日限りのベスト・プログラムを奏でます！これまでの長い演奏活動のなかでケンプは常に新しいプログラムに取り組み、多くの舞台で研鑽を積んできました。
そんな彼が2012年、慣れ親しんだザ・シンフォニーホールの特別な演奏会のために初めてベスト・プログラムを掲げて登場します！「わずかに物悲しく、しかし暗い短調のあとスパークしてくる中間部。思うに、ショパン自身、そのように自分のことを思い出してほしかったのではないでしょうか」と語る『アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ』。遠縁にあたる大巨匠、ウィルヘルム・ケンプの録音で幼い頃から親しんだベートーヴェンの『月光』。さらには「後期ロマン派の作曲家への道筋が示されている」と特別な想いを持つ『告別』で前半を締めくくります。
そして、「この曲は、本当に自分にとって親友です。ショパンの作品でこの曲ほど純粋な喜びとエネルギーを描いているものは他にないのではないでしょうか」と選んだバラード第3番。最後は、「この作品と一緒に人生を生きてきました。いつまでも自分のレパートリーであり続けます」とベートーヴェンのなかでも最愛の曲、『熱情』を奏でます！
ロンドンでは、8歳で初めて共演したロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とともに、ベートーヴェンの5つの協奏曲全ての弾き振りに挑み、指揮者デビューも果たすなど新たな境地を開拓！ロンドンでの初の試みも大成功し、勢いを増すケンプが、ザ・シンフォニーホールでのみ披露するベスト・プログラムにご期待ください！