まるでハリウッド俳優のようなルックスと、
完全無欠の華麗なピアノ演奏で私たちの目も心も虜にする、
米国ピアニスト界のプリンス、オーエン！
貴公子オーエンから、9月のリサイタルに向けて、
彼の素顔も垣間見れる貴重なメッセージが届きました！


Ｑ、今回4度目の来日になりますが、日本には慣れましたか?

　来日するたびに身近に感じます。日本語はしゃべれないけれども、より日本の文化に慣れ、多くの町、レストランやホテルに詳しくなりました。日本に滞在する時はほとんど日本食を食べています。勿論日本の素晴らしいピアノとコンサートホールほど魅了される事はありませんが･･･このように日本は私を惹きつけるのです。


Ｑ、オーエンさんから見て、日本の聴衆はどのようにうつりますか？

　日本の聴衆の多くが知的で情緒豊かに音楽を愛する人々だと思います。これは明らかに文化が芸術の上に成り立っている高い価値観に基づくものでしょう。結果として彼等は他の国の聴衆よりも長いプログラムを好み、より多くのアンコールを求めるようです。ステージから見る限り日本の聴衆は特にピアノ音楽を愛し、他の国よりも若い人が多いように感じます。


Ｑ、2年ぶりの待望の来日公演ですが、選曲について何かこだわりはありますか？

　過去の日本公演では殆どショパン、リストとラヴェルの作品、僅かに現代音楽を演奏してきました。今回、異質な音楽的感性を持つベートーヴェンの作品を加える事はとても幸せです。


Ｑ、今回の公演の聴きどころを教えてください。

　正直なところプログラム中のすべての作品が、〜誇張でなく〜、芸術的傑作です。ショパンやラヴェルの作品はベートーヴェンのソナタほど長大な作品ではありませんが、それらの持つ詩的な美しさと深みを味わって頂きたいです。


Ｑ、今後の活動について教えてください。

　今回の日本公演後、ヨーロッパとアメリカに戻ります。特に今秋、指揮者のアンドリュー･デーヴィス(デトロイト交響楽団)とシューマンのピアノ協奏曲を演奏するのがとても楽しみです。その他ドイツ、フランス、スロヴェニアとアメリカ国内で数多くの協奏曲を演奏します。またドビュッシーとストラヴィンスキーの作品による新しいCDもリリースする予定です。(詳しくはwww.vonoeyen.com をご覧ください。)


Ｑ、今後やってみたいこと、今興味あることを教えてください。

　最近は、少し音楽と離れた小説を書いたり、第一次世界大戦の研究、料理の新しいレシピを学ぶ他、体操、ランニング、水泳、ウェイトトレーニング、サーフィン、テニスなど出来るかぎり多くのスポーツに挑戦しています。少しハマッているのが、｢マッドメン」や「ダウントン･アビー」といったテレビドラマです。　


Ｑ、日本のファンの方にメッセージをお願い致します。

　日本で演奏することは私にとって名誉であり喜びです。日本と新旧の友人や私のファンを敬愛しています。クラシック音楽の熱烈なファンでも、単に興味を持ってより勉強しようと思う方にとっても、今回のプログラムは必ずあなたを惹きつけるでしょう。それでは9月にお会いしましょう！



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そのピアニズムに恋をする!? 彗星のごとく現れた米国ピアニスト界のサラブレッド！
アンドリュー･フォン･オーエン　ピアノ･リサイタル



2010年ベルリン交響楽団との共演で、彗星のごとく現れた米国ピアニスト界のサラブレッド、アンドリュー･フォン･オーエン。まるで映画俳優のブラッド･ピットのようなルックスで、甘く情熱的なラフマニノフを聴かせてくれた“鍵盤の貴公子”が、今度はリサイタルでザ･シンフォニーホールに帰ってきます！
“神は二物を与えず”とはいいますが、オーエンの前ではそれは通用しません。ハンサムなルックスはさることながら、彼の本当の魅力はその実力！ウィーン･フィル定期演奏会にも常連の鬼才エサ=ペッカ･サロネンが見出し、17歳でロサンジェルス･フィルと共演した真のカリスマ･ピアニストなのです。カリフォルニア生まれのヴィルトゥオーゾらしい明るく輝かしい音色と、芸術の都パリで培われた作品への深い洞察と確かな表現力。モダンなアメリカと伝統のヨーロッパを融合させたかのような次世代のピアニスト、オーエンがこの秋クラシック界に旋風を巻き起こします！
膨大なレパートリーから熟考を重ね選ばれたプログラムは、オーエンの演奏が最も映える3人の作曲家ベートーヴェン、ショパン、ラヴェルの傑作選。前半は、ドラマティックな演奏が期待できるベートーヴェンのソナタ「悲愴」「ワルトシュタイン」。後半は、「幻想即興曲」をはじめ、濃厚なロマンティシズムが溢れるショパンの傑作たちに、ラストはこの上なく美しいラヴェルの音世界!! 絢爛な音の魔力が心を酔わせるワルツで、夢のリサイタルの幕を下ろします。
超絶的なテクニックを持ちながら、それを感じさせない優雅さと高貴さを漂わせるオーエンのピアニズム。米国ピアニスト界の貴公子の音色と、あなたも恋に落ちてみませんか!?