チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
[指揮]レオシュ・スワロフスキー
[チェロ]トマーシュ・ヤムニーク
[管弦楽]チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
日時 |
2013年11月10日(日) 14:00 開演 13:00 開場 |
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会場 | ザ・シンフォニーホール |
料金 | A 9,000円 B 7,000円 C 5,000円 |
一般発売日 | 2013年5月26日(日) |
優先予約日 | 2013年5月24日(金) |
プログラム | スメタナ:交響詩 「モルダウ」 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 ドヴォルザーク:交響曲 第9番「新世界より」 |
お問い合わせ先 | ABCチケットセンター 06-6453-6000 |
いつの日にか聴いた「モルダウ」「新世界より」
チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
31年目を迎えたザ・シンフォニーホールには、これまで多くの東欧のオーケストラが来演してきました。プラハ放送交響楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー管絃楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団…旧・東ドイツの古都のオケ、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団も、この系譜に入れてもいいかもしれません。
洗練というよりも素朴さ、あたたかさと深み、そして懐かしさと。この秋チェコ第2の都市、モラヴィア地方の美しき首都ブルノから、4年ぶりの来演を果たすチェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団も、そんなオーケストラの1つです。オケの創立は1956年ですが、その源流はモラヴィア出身の作曲家ヤナーチェク(1854〜1928)により礎が築かれた楽団にまで遡るのだとか。
指揮は、現代のチェコ指揮界を代表するレオシュ・スワロフスキー。1991年からブルノ・フィルの首席指揮者を4年間務め、2009年に同オケを率いて来演、その後2010年、2012年にはスロヴァキア・フィルと共に再びザ・シンフォニーホールの舞台に立ち、熱い喝采を浴びました。
ソリストは、1985年生まれの若きチェロ奏者、トマーシュ・ヤムニーク。2006年、プラハの春国際音楽コンクールにて最高位(1位なしの2位)入賞を果たしています。偉大なるマエストロの胸を借り、故国のオケに抱かれて奏でるドヴォルザークのチェロ協奏曲をどうぞお楽しみに。
後半は、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」。作曲者が新大陸アメリカで書いたというこの曲が日本人の心に響くのは、「こころざしを果たして/いつの日にか帰らん」という詞の情趣に合致するせいかもしれませんね。
それではこの秋もザ・シンフォニーホールでお待ちしています!