千住真理子＆スーク室内オーケストラ
〜千住真理子とチェコの名手たちの贈り物〜


千住真理子さんがチェコの名門合奏団と共にクリスマス・プレゼントをお贈りします。
季節折々にさまざまな趣向を凝らしたリサイタルをお届けする千住さん。今回共演するスーク室内オーケストラは、チェコの作曲家ヨセフ・スーク（1874〜1935）の生誕100周年の年に結成され、同名の孫であるヴァイオリニストのヨセフ・スークが2000年まで芸術監督を務めていました。
今回のプログラムは、前半で千住さんをソリストに「アヴェ・マリア」「主よ、人の望みの喜びよ」「ラルゴ」「愛の喜び」「愛の悲しみ」など宝石のような名曲集、そして前半最後にJ.S.バッハのケーテン時代（1717〜1723）の傑作、「ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調」をお楽しみいただきます。
後半は、いよいよ名手たち本領発揮たるチャイコフスキーの「弦楽セレナード ハ長調」。壮麗な序奏、優美なワルツ、深く叙情的なエレジー、闊達なロシアの民俗舞曲と、楽章ごとに色彩豊かな表情を見せるこの曲を彼らがどう聴かせてくれるか楽しみですね。
街角にクリスマス・イルミネーションが灯り始める季節、貴方の大切な人と、心づくしの時間をザ・シンフォニーホールでどうぞお過ごしください。