巨匠カール・リヒターが育てた名手揃いのアンサンブルで聴く
ブランデンブルク協奏曲全曲
ミュンヘン・バッハ管弦楽団

クラシック音楽鑑賞を趣味に持つ人なら一度は聴いておきたい名曲…「音楽の父」と称されるヨハン・セバスティアン・バッハが作曲し、ブランデンブルク＝シュヴェート辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに献呈されたことからこの名で呼ばれるようになった｢ブランデンブルク協奏曲｣の１番から6番までの全曲をこのコンサートで一気にお楽しみ頂きます。
この6曲からなる協奏曲集を作曲された年代順に並べると第6番、第3番、第1番、第2番、第4番、第5番となり、かなり長い期間に渡って創られた協奏曲の中から6曲を選んだと言われています。それぞれが器楽編成、様式を異にし、豊かな個性と特徴をもっており、それでいて根底には統一感を感じさせる流れがある。どこか牧歌的でもあり、時には心が華やぎ心躍るような、そして同時に安らかな気分にもさせるような音楽は大バッハの偉大さを示すと言っても過言ではない名曲であり、多くの人に「一生に一度」はナマで聴いてみたい曲の一つに数えられるでしょう。
多くの愛好家がブランデンブルク協奏曲の演奏を録音したＣＤの最高峰にその名を挙げる、巨匠カール・リヒターが創り、育て上げた20名以上の名手たちの演奏が大阪で聴ける本当に貴重な機会です。残響2秒を誇り、荘厳なパイプオルガンが聳えるザ・シンフォニーホールで聴く「ブランデンブルク協奏曲」。是非あなたのクラシック音楽鑑賞の歴史の一頁にこの公演を加えてください。