世界が注目するマエストロ広上×京響
ブラームス＆シューベルト 衝撃のプログラム！
京都市交響楽団　大阪特別公演

　マエストロ広上淳一が、2008年常任指揮者に就任して以来、観客動員を増やし続け“黄金コンビ”と話題騒然の京響＝ヒロカミワールド。緻密で表情豊かなタクトをひとたび振るえば、オーケストラが一体となって、これでもかというほど心に響くサウンドを創り出す。6月には、チェコ、ドイツ、オランダ、イタリアの本場ヨーロッパでの公演も控え、世界からも注目を集める、今一番聴いておきたい指揮者とオーケストラ。
　今年1月の大阪特別公演では、鬼才プロコフィエフが遺した最高傑作「交響曲第5番」の重厚感溢れる圧巻の演奏に会場が万雷の拍手に包まれました。
　今回のプログラム前半は、女神（ミューズ）と称される美しきヴァイオリニスト松田理奈をソリストに迎えブラームスのヴァイオリン協奏曲を。“３大ヴァイオリン協奏曲”と称されるこの大曲に、可憐な容姿からは想像できないほどダイナミック且つ華麗な演奏が魅力の松田理奈が挑みます。マエストロ広上のエネルギーと交わってさらに生命感溢れる演奏が期待されます。
　後半は、マエストロ広上が京響と満を持して挑むシューベルト最後の交響曲「ザ・グレイト」。「まだ音楽家を志す以前から抱き続けて来た、天才シューベルトへの敬意と、この傑作を演奏できる喜びを皆様と分かち合いたい」と語る広上渾身のプログラム！わずか31年で人生の幕を閉じたシューベルトが死の年に完成させたという大交響曲は、シューマンが「天国的な長さ」と称したことでも有名。故にオーケストラの力量が試される大曲が、強固な絆で結ばれた広上京響でしか出せないスケールでクライマックスを飾ります。伝説の名演が生まれる瞬間をザ・シンフォニーホールの素晴らしい音響空間で、人生の記憶に刻みこんでください。