【公演中止】フィンランド放送交響楽団&五嶋龍
[指揮]ハンヌ・リントゥ
[ヴァイオリン]五嶋龍
[管弦楽]フィンランド放送交響楽団
日時 |
2020年5月23日(土) 13:30 開演 12:30 開場 ※開演時間にご注意下さい。 |
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会場 | ザ・シンフォニーホール |
料金 | A 18,000円 B 15,000円 C 12,000円 D 9,000円 |
一般発売日 | 2020年1月26日(日) |
優先予約日 | 2020年1月24日(金) |
チケット販売 | ABCぴあ |
プログラム | シベリウス:交響詩 「エン・サガ」(「伝説」) シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 |
お問い合わせ先 | ABCチケットインフォメーション 06-6453-6000 |
5/23(土) フィンランド放送交響楽団&五嶋龍
公演中止・払戻しのお知らせ
5月23日(土)ザ・シンフォニーホールにて開催を予定しておりました、ABCテレビ主催「フィンランド放送交響楽団&五嶋龍」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による、フィンランド政府からの渡航自粛要請により来日が不可能となり、公演を中止させて頂くことになりました。
お客様にはご迷惑ならびにお手数をおかけいたしますが、何卒ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。なお、チケットの払戻しをお買い求めのプレイガイドにて承ります。返金の際には、チケットが必要になりますので、大切に保管して頂きますようお願い申し上げます。
(2020.04.10)
【公演中止に伴う払い戻しについて】
緊急事態宣言に伴い、各プレイガイドのお問合せ営業時間等が変更となっている場合がございます。予めご了承ください。
●ABCぴあ・チケットぴあ にてご購入されたお客様
【払い戻し期間:2020年4月11日(土)〜2020年6月30日(火)まで】
お引き取り頂いた店舗での払戻しとなります。
【詳細】「http://t.pia.jp/guide/refund.jsp」をご確認お願いいたします。
【お問合わせ】チケットぴあインフォメーション 0570-02-9111(オペレーター対応:10:00〜18:00)
●ローソンチケット にてご購入されたお客様
【払い戻し期間:2020年4月11日(土)〜2020年5月29日(金)まで】
お引取りいただいたコンビニであれば、どの店舗でも払戻し可能です。
【詳細】「http://l-tike.com/oc/lt/haraimodoshi/」をご確認お願いいたします。
【お問合わせ】0570-000-777(10:00〜18:00)
●イープラス にてご購入されたお客様
【払い戻し期間:2020年4月11日(土)〜2020年5月29日(金)まで】
【詳細】「https://eplus.jp/refund1」をご確認お願いいたします。
【お問合せ】イープラス 0570-06-9911(10:00〜18:00)
●CNプレイガイド にてご購入されたお客様
【払い戻し期間:2020年4月14日(火)〜2020年5月29日(金)まで】
お引取りいただいた店舗での払戻しとなります。
【詳細】「http://www.cnplayguide.com/refund/」をご確認お願いいたします。
【お問合せ】CNプレイガイド 0570-08-9999(10:00〜18:00)
●ザ・シンフォニー チケットセンター にてご購入されたお客様
【払い戻し期間:2020年4月11日(土)〜2020年5月29日(金)まで】
郵送・お振込みでの払い戻しは4/11(土)〜受付。
チケットセンター窓口での払い戻しは5/7(木)〜を予定。
【詳細】「https://www.symphonyhall.jp/?p=19872」をご確認お願いいたします。
【お問合せ】ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333(10:00〜18:00 火曜休)
※4/13(月)〜5/6(水)の期間お電話でのお問合せは休止しております。
※4/10(金)16:00〜5/6(水)の期間、「緊急事態宣言」発令に伴い、窓口での払い戻しを一時中断しております(延長の場合有)。
※特定記録郵便での払い戻しチケットの受付は継続しております。
その他ご不明な点がございましたら、下記までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
≪お問合せ≫ABCチケットインフォメーション
06-6453-6000(平日10:00〜17:30)※営業時間変更の場合有
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デビュー25周年を迎えた天才ヴァイオリニスト五嶋龍!
今年5月にフィンランドを代表する指揮者ハンヌ・リントゥと、フィンランド放送交響楽団との共演でザ・シンフォニーホールに登場!
2月に来阪された五嶋龍さんにお話しを伺いました!
・デビュー25周年について
最初の15年はキャリアを作っていくのと、学ぶこと・技術を習得するための時期として結構辛くて、ゆっくり過ぎたような気がします。それからの10年は30歳を迎える模索と助走で…だから落ち着かなくて、一方で20代前半は欲しいものもしてみたいことも多くて、それを消化できなかったというか、準備ができていなかった。今やっと、自分の中でチャレンジに向き合えるような気がします。
・現在の生活・日常は
ニューヨークでの日常は、色々なことをやっています。僕の子供と思っている3匹の猫の相手をして、ジムにも2〜3時間くらい行き、空手もやっています。朝と夜に仕事のメールを書いたり…あとはいろいろ楽しんでいます。
音楽の時間はその中で作っています。日によって全く楽器に触らない日もありますが…それは大学のころもそうでした。
・今回演奏するシベリウスのヴァイオリン協奏曲について
このシベリウスの協奏曲は、不思議な音色というか…。他の有名なロマン派の曲とは違うと思うんです。ちょっと冷えた感じというか、ちょっと寒いフィンランドの風景を思い浮かばせる、フィンランドに対する愛情だとか、フィンランドの雰囲気をキャプチャーするような曲ですよね。一人のフィンランド人としての主張を分かったうえで、僕も普通の現代の人間として演奏して、「フィンランドを感じて頂きたい、みんなに知ってもらいたい」と、いう気持ちを音に表現できたらと思っています。
また、ヴァイオリン協奏曲にはシベリウス自身がヴァイオリニストになりたいと願いながらも、他の人の為に作曲してると僕には感じられます。実際に演奏して、超絶技巧のところを奏く時「ヴァイオリンが好き」っていうところが見えてくるんですよ。「フィンランドが好き」と思うと同時に、ヴァイオリンそのものも好きで、ヴァイオリニストは格好いい、と見せつけてみたいようですね。シベリウスは自分でも「ペンと紙(五線紙)ではなくて、ボウ(弓)と楽器(本体)を持ちたかった」と語っています。殆どのヴァイオリン協奏曲でヴァイオリンの格好よさを強調する個所がありますが、特にこの曲はそう感じます。だから技術的にちゃんと弾かないと!ってトライしています。
・フィンランド放送交響楽団との共演について
このコンビネーションのいいところは、マエストロとオーケストラでフィンランドの味を固めてくれると思うんですよ。僕はフィンランド人ではないから、究極のフィンランドのシベリウスになるはずはない、でもオーケストラがフィンランドのベースをしっかりと作ってくれるからこそ自分の演奏が成り立つと思うんです。
だから「シベリウスはこうでなきゃいけない、ああでなきゃいけない」というのにとらわれず真っ白な気持ちで聴いてほしい。「これがフィンランドの優等生のシベリウスだ!」と期待されても絶対そうはならないでしょう。いくら技術的な面で網羅できたとしてもそうじゃないんですよね。シベリウスは、フィンランドを大事に、大切に、愛して、ロシアの影響から離れているんだ、とフィンランドの独自性を主張したかったということを僕が表現すべきだ、と思われたら困るんです。五嶋龍の演奏はシベリウスのコンチェルトが好きで、彼と同じようにヴァイオリン(僕の弾くジュピターの力量)が大好きで、それが聴衆に自然に伝わって欲しいと思っているんです。マエストロ=リントゥ氏がどう思ってくれるか次第ですけど。
・ザ・シンフォニーホールについて
素晴らしいホールです!客席でもステージ上でも非常に音響がいい。俗にいう「耳障りがいい」ので、何にも妥協せずに自由に弾くことができる。オーケストラのメンバーもそう感じるはずです。聴衆の皆さんも関西ならではのオープンマインドで迎えて下さいますよね。おもてなしかもしれないですけど。シベリウスは音響がいいところでないと、聴きづらい曲だと思うんです。空気感が、ちょっとエコーが入ってないと成り立たない曲なんですよ。特に一音目とかには透明感があって、この単音が3Dのスペースの中にボリュームがあるんだなっていうことを瞬間的に感じさせないといけない。音の楽しみが大事ですからね。最初に「あぁこれはいい音だな」って思ってもらいたい。弦楽器の膨らみを肌で感じられないホールでは絶対に不可能!苦し紛れの音になっちゃう。ザ・シンフォニーホールだからこそできる演奏を聴いていただきたいです。
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五嶋龍のシベリウスが北欧屈指の名門オケとの共演で実現!
圧巻のチャイコフスキー第5番も必聴!
フィンランド放送交響楽団&五嶋龍
フィンランドの気鋭ハンヌ・リントゥ率いるフィンランド放送交響楽団と圧倒的な人気と実力を誇るヴァイオリニスト五嶋龍の共演で“究極のシベリウス”が実現する!
森と湖の国フィンランドが生んだ偉大な作曲家シベリウス。若き日にヴァイオリンに憧れ愛した彼が、後に作曲家への道を歩む生涯唯一の“ヴァイオリン”のための作品が、まさにこの協奏曲であった。「極寒の澄み切った北の空を、悠然と滑空する鷲のように。」と自身が語ったといわれる冒頭の北欧の大自然を思わせる凛とした息吹に引き込まれ、2楽章では白夜に神が歌うような優しさを金管との調和で語りかけ、活気的な民族的なリズムを振り切って最終章を駆け抜ける。その醍醐味はコンチェルトの最高傑作と疑う余地もない。
驚異的なテクニックとずば抜けた表現力 を持つ天才五嶋龍によってどのような鷲が空を舞うのか。シベリウスを深く理解するフィンランドの名門オーケストラとの魂の共鳴に 乞うご期待。 序曲に若き日のシベリウスの軌跡を見る「エン・サガ」、後半にはチャイコフスキー不朽の名作「交響曲第5番」。
異郷の大地から湧き上がる響きが時空を超えた世界に貴方を誘う。