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公演情報

ポーランド国立放送交響楽団&角野隼斗

お知らせ

9月10日(土)アンコール
<ソリストアンコール>
ショパン/角野隼斗編:子犬のワルツ

<アンコール>
モニュシュコ:歌劇『ハルカ』
         第1幕「マズルカ」
         第3幕「高地の踊り」

[指揮]マリン・オルソップ
[ピアノ]角野隼斗
[管弦楽]ポーランド国立放送交響楽団


◆この公演は大阪府・大阪市からの負担金を活用した大阪文化芸術創出事業実行委員会の補助金を受けて実施致します。

日時 2022年9月10日(土) 14:00 開演 13:00 開場
会場 ザ・シンフォニーホール
料金 A 16,000円 B 14,000円 C 11,000円 D 8,000円
一般発売日 2022年7月24日(日)
優先予約日 2022年7月22日(金)
プログラム <プログラム>
バツェヴィチ:序曲
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11

ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 op.68
お問い合わせ先 ABCチケットインフォメーション
06-6453-6000

《チケットご購入のお客様へのお願い》
【新型コロナウイルス感染症予防対策にご協力をお願いします。】

●ご来場前に体調不良(発熱や倦怠感など)のある方は、入館をご遠慮ください。●マスク着用されない方はご入場いただけません。(マウスシールド不可)咳エチケット、手洗い、手指の消毒をお願いします。●37.5℃以上の発熱がある方は入場をお断りさせていただきます。●入場者数を制限して販売する場合があります。●今後の感染状況次第では、公演の中止や、出演者、公演内容、座席配置等に変更が生じる可能性もございます。●万が一、公演後に感染症を発症された方がいらっしゃった場合は、保健所等の公的機関に求められた場合に限り、チケット購入者の名簿を提出いたします。●厚生労働省の指針により、ワクチンを接種されたお客様におかれましても、引き続き感染予防対策へのご協力をお願いいたします。

※ご来場前に公演会場となるホールの感染予防対策もご確認ください。
ザ・シンフォニーホール
[新型コロナウイルス感染拡大防止/ご来場のお客様へホールからのお願い]
https://www.symphonyhall.jp/?p=21368

【角野隼斗さんコメント〜ポーランド国立放送交響楽団との共演に向けて】

今回のオルソップ指揮/ポーランド国立放送交響楽団とのコンサートに向け、
角野隼斗さんに色々お答えいただきました! (2022.8.24up)


◆ポーランド国立放送交響楽団とショパン:ピアノ協奏曲1番のソリストとして共演が決まったときの、率直な感想を教えてください。

―素直に嬉しかった反面、とても大きな役目なので全力で頑張らなければというプレッシャーも大きかったです。


◆”ポーランドのオーケストラとショパンを演奏する”ということに対しての意気込みを聞かせてください。また、指揮者マリン・オルソップ氏との共演で期待していることはなんでしょうか。

―本場のオーケストラと演奏するというのは特別な緊張感がありますが、間近で音を聴くことができるのはとても楽しみです。
マリン・オルソップはジャズやロックの精神も持った方でそう言った意味でも自分の表現に少しでもシンパシーを感じてもらえたら嬉しいなと思っています。


◆ショパン・ピアノ協奏曲第1番について思い入れや、どんな演奏をしたいかお聞かせください。ショパンの楽曲への思いやショパンコンクールの感想など踏まえて。

―正直に言えば、ファイナルでこの曲を演奏できなかったことがこの曲への想いをさらに深めさせました。ショパンのピアノコンチェルト1番を演奏できる喜びを噛み締めつつ、自分がショパンコンクールで得たものを出し切りたいと思っています。


◆ショパンコンクールで印象的な出来事はありましたか?

―ある著名なジャズミュージシャンが、僕の演奏をとても面白いと言ってくれました。彼は、ほとんど今は引退してしまいましたが、いつか会いに行きたいと思っています。


◆ショパンコンクールを始め、何度もポーランドを訪れてらっしゃると思いますが、ショパンを生んだ国、ポーランドの印象はいかがでしょうか。

―特にワルシャワは何度も訪れていますが、伝統的な建築物、新しい高層ビル、共産圏時代の建物が入り混ざっていて、他のヨーロッパの都市にはない、華やかとも厳かとも違う独特な空気を感じます。だからこそとても惹かれるものがあります。僕自身はほぼ何も話せませんが、ポーランド語の響きがとても好きです。


◆ポーランドは、現在も続くロシアのウクライナ侵攻から避難する人たちを受け入れています。このような時期に、ポーランドの楽団と共演することをどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。

―ウクライナ侵攻が始まった時、ポーランドの友達が皆ウクライナの支援をしてSNSでも呼びかけているのを見ていて、自分も何かしなければと思いYouTubeでチャリティーライブを行いました。一刻も早い事態の収束を願うばかりです。どんな状況であれ音楽は音楽であって、僕はただ音楽の魅力を届けたいと思っています。


◆「Cateen」の名前でYoutubeチャンネル登録者数が100万人を超える圧倒的な人気を集めていらっしゃいます。Youtubeなどネットでのファンの皆さまが知っている角野さんとは、また違う側面がこのコンサートでは見られますでしょうか?どんなところに注目してほしいでしょうか。

―音楽を本気で愉しむという点ではコンサートもYouTubeも変わりませんが、コンサートの方がより濃度が濃くなっているかもしれません。


◆YouTuber・Cateenとしての独創的な活動がクラシック曲の演奏に与える影響はありますか?もしくは、違うものとして切り替えていらっしゃるのでしょうか?また、ジャズやポップスなど幅広いジャンルへの挑戦にどんなメリットを感じていますか?

―どんな作品も、自分が演奏する以上は最終的には自分自身の言葉で表現しないといけません。
即興演奏は最もプリミティブな音楽表現であり、クラシックの再現芸術に取り組む時にも強い影響があります。即興演奏に重きをおくジャズを学ぶことは(それは語法を学ぶことと、先人の生き方を学ぶことのどちらの意味も含みます)、
自分が自分であるにはどうすれば良いかということを深く教えてくれます。


◆ピアノソロでの演奏の時と、オーケストラとの共演の時、物理的なピアノの弾き方や表現の違いなど、準備の仕方に違いがあればお聞かせください。

―物理的にはもちろんオーケストラとの共演の方が大きな音を必要とするので
たとえば同じppでもダイナミクス、表現はソロの時と変わります。アゴーギクも同様です。


◆角野さんのようにピアノが上手になるために必要なことは?

―技術的な部分を除けばとにかく沢山の音楽を聴いて自分で思考できるようにすることだと思いますが。僕ももっとピアノが上手になりたいです。


◆普段の角野さんの過ごし方は?

―ピアノをずっと弾いています。最近は(高校の頃は大嫌いだった)地理と歴史にハマっていて気晴らしに調べ物しています。


◆若い世代のみなさんは、普段YouTubeなどのオンライン上で音楽に触れる機会が多いと思いますが、「劇場に足を運んで生演奏を聴く」その醍醐味をぜひ、角野さんの言葉でみなさんにお伝えください。

―どんなジャンルでもライブというその場でしか味わえない空気感、高揚感は何事にも変え難いものだと思いますが、
クラシック音楽において特に面白いのは録音では感じることのできない生の音の強いエネルギーです。
それを少しでも感じ取ってもらえるために我々奏者は全身全霊を込めています。


◆ファンをはじめ、公演を楽しみにしてらっしゃる方にメッセージをお願いします。

―聴きにきてくださる方にとってかけがえのない経験となるように、魂を込めて演奏します。楽しみにしていてください!



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23年ぶりの来日が実現!スラブの響きに感動必至!
ポーランド国立放送交響楽団&角野隼斗

 ルービンシュタイン、ツィメルマン、ブレハッチ、20世紀音楽界最大の業績を残したペンデレツキ等々、神がかった才能を育んだ国、ポーランド。この東欧で最高峰のオーケストラが23年ぶりに来日します。ポーランドの古都カトヴィツェを本拠としヨーロッパ全土で名演を繰り広げていますが、今回の来日ツアーは日本クラシック界のニュースとして最大級の関心を集めることでしょう。
 中世からの歴史と共にある、このオーケストラ日本ツアーのソリストに抜擢されたのは角野隼斗。ピティナコンペティション特級グランプリ、2021年第18回ショパン国際ピアノコンクール セミファイナリストという経歴を持ちながら、YouTubeではチャンネル登録者数100万人超えの人気ピアニストです。
 そして、ニューヨーク出身でバーンスタイン・小澤征爾らに学び、名だたる楽団の音楽監督を歴任してきたマリン・オルソップの知的な指揮との融合は、なんとも現代的でシャープなニュアンスに満ち、名門、ポーランド国立放送交響楽団の新たな一面に期待せずにはいられません。
 今をときめく角野隼斗のショパン、名門オケによるブラームスの第1番、という喜びに加え、この三者の新たな出会いの機会を見逃すわけにはいきません。幸せなひとときをどうぞご堪能ください!

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