諏訪内晶子＆オライオン・ワイス　デュオ・リサイタル
〜ブラームスの神髄に迫る！ヴァイオリン・ソナタ全３曲！〜

　日本を代表するヴァイオリン界の逸材、諏訪内晶子。チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門で最年少優勝を果たして以来、ベルリン・フィルやパリ管と共演するなど、世界の第一線で活躍を続けています。一方、「才気あふれるピアニスト」（ニューヨーク・タイムズ）と称される、オライオン・ワイス。ニューヨーク・フィルやシカゴ響、ボストン響などアメリカの名門オーケストラからオファーが絶えず、室内楽においても頭角を現す、注目のピアニストです。
　この、傑出した才能輝く二人の初共演で贈る、ドラマティックなブラームスの世界を！ヴァイオリン・ソナタ全３曲を堪能する、至高のデュオ・リサイタルの開幕です。
　ブラームス円熟期（４６歳〜５５歳）に作曲された、３つのソナタ。《雨の歌》として知られる極めて美しい“第１番”から、幸福感に包まれる“第２番”、ブラームス晩年の重厚感と寂寥(せきりょう)感を滲ませる“第３番”まで、それぞれが魅力的な個性を持つ、ロマン派ヴァイオリン・ソナタの最高峰！一音一音ブラームスの内面へと迫る二人の掛け合いは、存在感を放ち、響き合いながら、壮大な物語を綴っていきます。
　艶やかさ、清らかさ、優美さ、そして力強さと、諏訪内さんの持つ様々な音楽性をお楽しみいただけるデュオ・リサイタルを、別次元のアンサンブル！最高の音響空間！でお楽しみください。