世界を魅了する新時代のピアニズム！！
小林愛実 ピアノ・リサイタル
〜第18回ショパン国際ピアノ･コンクール2021
　第4位メモリアル〜

　３歳からピアノを始め７歳でオーケストラと共演、９歳で国際デビューを果たすというまさに“神童”の道を歩んできた小林愛実。2021年、ショパン国際ピアノ･コンクールで第４位入賞を果たし、さらに輝く存在感を放っています。
　シューベルトの即興曲集D935、小林は2023年のリサイタルのプログラムから、敢えてこの曲を再度プログラムに組み込みました。規模が大きく深い抒情に溢れた時間をかけて弾き込み、熟成させる意義がある作品です。これに続くのは“トロイメライ”を含むシューマンの「子供の情景」と、ショパンの圧倒的大作、ピアノ･ソナタ第３番。小林が心から慈しむロマン派最高峰の傑作をお届けします。
　完全に音楽のなかに没入し、全身全霊を傾けて演奏するその姿には、一瞬たりとも目が離せなくなり聴衆も音楽に引き込まれていく−そんな小林愛実が紡ぐ至上の音楽空間をどうぞお楽しみに。