ギターが紡ぐ美しき小宇宙
村治佳織 ギター・リサイタル
～心躍る世界の名曲とアルハンブラ～

　デビュー30周年を迎え、益々充実した表現活動を展開しているギタリスト 村治佳織さん。クラシック・ギターのトップ・プレイヤーとしてだけではなく、作曲・編曲・テレビ出演・執筆など様々な場面で、きらりと光る存在感が多くの聴衆を魅了し続けています。
　今回は、デビュー30周年に際し、ファン投票で1位に選ばれた“カヴァティーナ”を筆頭に、世界中で愛されている名曲をギターのソロでお送りします。日本が世界に誇る作曲家、菅野よう子、久石譲、植松伸夫の作品では、村治さんのギターによってまた新たな世界観を感じていただけるでしょう。村治さんご自身が語る各曲のエピソードもどうぞお楽しみに。
　スペインに起源を持つギターは、様々な改良が加えられ、繊細な音のニュアンスや音量のコントロールが可能になりました。その多彩で豊かな表現手法から“小さなオーケストラ”と呼ばれることも。この楽器の可能性を最大限に引き出した豊かなサウンド、その指先から紡ぎ出される美しき小宇宙をどうぞお楽しみに。